
その後のバレンタインデーの躍進ぶりは、みなさんご承知の通り。1980年頃には、“義理チョコ”が登場し、そのお返しとなるホワイトデーも注目を集めることになりました。さらに、現在ではお友達同士でチョコレートを贈りあう“友チョコ”、自分のごほうびにする“自分チョコ”、男性から女性にチョコレートをあげる“逆チョコ”、家族でチョコレートを贈り合う“ファミチョコ”など、バレンタインデーのシーンもどんどん広がっています。
今や、バレンタインデーに売れるチョコレートは、1年間のチョコレート総売上げの10%ほどを占めているといわれます。金額にすると、500億円(2005年実績)にもなるとか…。もしも、日本のお菓子メーカーにバレンタインデー戦略がなければ、ここまでの需要を生み出していなかったことでしょう。現在私達が本命だ、義理だと、チョコレートに夢中になっている姿は、何十年も前に、誰かが心に描き、追い続けた結果なのです。
世の中を見渡せば、こんな風にマーケティング戦略にハマッている例が、いくつもありますが、チョコレートほどたった一口で、人を幸せにしてくれる食べ物は、なかなかありません。2月14日に飛ぶように売れるのが、かつてのバレンタインデーキャンペーン戦略の結果だったとしても、そのことが気にならないくらいチョコレートには底知れぬ魅力があふれていますよね。
とかくこのような記事を書いている私自身も、チョコレートが世界で一番好きな食べ物です。バレンタインデーにチョコを食べ過ぎるようなことがあれば、「マーケティング戦略にハマってしまっているよ!」と自分で制御を効かせましょう。「バレンタインデー戦略にハマっているのは分かってるさ…」と自分に言い聞かせながらチョコレートを存分に楽しむというのも、1つの“バレンタインデー戦略”かもしれませんね。
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