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いつから?どうやる?気になる幼児の英語教育

いつから?どうやる?気になる幼児の英語教育
投稿日: 2016年2月8日 更新日: 2017年3月6日
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『子育てタウン』は、予防接種や各種補助金など、赤ちゃんの生活に欠か...
子どもたちが独り立ちする頃には、英語でのコミュニケーションが当たり前の世界になるかも!? 大きく加速する英語を取り巻く環境変化に向けてどうする!? 幼児からの英語教育について考えてみましょう。

東京オリンピックに向けた、新たな英語教育の始動

東京オリンピック・パラリンピックを見据え、文部科学省から、小中高等学校を通じた「英語教育改革実施計画」が発表されました。英語教育の早期化、日本企業の英語公用語化拡大…日常において英語でのコミュニケーション力が求められる世の中へ変化しつつあるといえる日本。英語でのコミュニケーション力が身につくと、子どもの将来の可能性が広がるのでは?とは思うものの、英語教育についてどのように取り組んでいけばよいのか気になっている方も多いのでは?

英語を始めるのは、早ければ早いほど良いは本当!?

一説によると、0歳から3歳は脳の潜在能力が最も高く、「耳の黄金期」という言葉があるくらい、この時期の子どもたちは聴覚がするどく、どんどん言語を吸収できるタイミングにあるそうです。
また、0歳から3歳の子どもたちは、一時的にすべての周波数に対応した耳を持っており、その時期に日本語と異なる高周波の英語を耳にすることで、英語の音を聞き取れる脳の回路が育つとも言われています。また、世界的に有名なフランスの耳鼻咽喉科医・トマティス博士によると「人は聞くことのできる音しか発音できない」そうで、正しく聞き取ることができなければ、正しく発音ができないとのこと。
聞き取れる『耳』は、語学習得の第一歩として重要な要素になるのかもしれません。

英語を話せない親も一緒に楽しむことが大事です

子どもにとって、英語に触れる機会が大切だとは思うものの、どうやってその機会を作ればいいのかが気になっている方も多いのでは? 英語教育の早期化に伴い、幼児向けの各種英語教材、英会話スクール、インターナショナルスクール、英語のみを使用する保育園や幼稚園・お稽古事、英語DVDやCD、アプリケーションの普及など、選択肢は多様に増えています。

正解はないのでしょうが、0歳から3歳はどの手段でも良いのかもしれません。この時期に大切なことは、「発音・単語・文法などの英語の習得」に固執することなく、ママやパパをはじめとする人と一緒に楽しく遊ぶことを、毎日継続していくことにありそうです。英語を話せない親も一緒に楽しみながら学んでしまおう、そんな感覚がいいかもしれません。

DVD、CDなど英語教材は流しっ放しはNG?

DVD、CD、おもちゃ、絵本など幅広い英語教材は、本場の英語を耳にしながら楽しく遊ぶ機会を作ってくれます。英会話スクールなどは、決まったタイミングに限られるものの、英語でのコミュニケーションの機会を作ることができます。一方、あまりお金をかけず、DVDを英語で見せたり、英語のCDを流す機会を日常的に作るのもいいかもしれません。ただし、「流す」だけより、それらの映像や音を聞きながら「人が介在する(いわゆるコミュニケーションする)ことが大切」と言われています。そもそも親が英語でコミュニケーションできない場合、自身で考え取り組むことは難易度が高くなりますが、機会がゼロよりは何かしらの機会がある方が良いかもしれません。大好きなママやパパと楽しみながら英語に親しめるのであれば、プラスになると思いたいですね。

自治体でも幼児期からの英語教育をサポート!

大分県豊後高田市では市内の3歳児を対象に、Skypeを使ったオンライン英会話レッスンのレッスン料を全額補助、教材費も半額補助という取り組みをしているそう。LEGOブロックなどのおもちゃで遊びながら英語圏の講師とコミュニケーションがとれる内容だそうです。
また、大阪府泉北郡忠岡町では、英会話スクール「ECC」による幼児から小学3年生が対象の「忠岡町イングリッシュレッスン」を開催、授業料は全額忠岡町が負担してくれるそう。英語の歌や遊びを取り入れ、楽しみながらレッスンし、3月には成果発表会も。外国の文化を体験するイベントもあるということなので、小さい頃から異文化に触れるチャンスにも恵まれますね。
楽しみながら英語に触れる機会を自治体がサポートしてくれるのは親にとってもありがたいことです。他の自治体でもこのようなサポートが増えるといいですね。
まずは子どもに無理強いすることなく「本場の英語を聞きながら遊ぶ機会を作る」「その機会を毎日継続する」、それが英語の世界への大切な一歩でしょう。子どもにとっては、楽しい!気になる!それが一番の原動力。そして親も楽しんで継続できることが大事。子どもの個性や反応を見ながら、環境やその子に合った方法が見つかるといいですね。


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