そもそも散歩や外に出さない猫ちゃんには首輪は必要ない、というのは頷けます。
猫はとても神経質。首輪を嫌がる猫も多いですよね。首輪を付けると、首元の被毛がハゲてしまう「猫首輪ハゲ」に悩む飼い主さんは少なくありません。
この「猫首輪ハゲ」の原因は、首輪がこすれる摩擦も影響しますが、首輪に細菌が繁殖することによる「皮膚疾患」や猫の首輪が与える「ストレス性脱毛」もハゲる原因だといいます。
そんな首輪をわざわざ付ける必要があるのでしょうか。
私は猫に首輪を付けています。私の家は一戸建てなのですが、ある日布団を干す為にベランダを開けていたら、猫が突然ジャンプして隣の家のベランダに逃走。あっという間の出来事でした。
そのため首輪は逃亡した時の迷子札代わり。野良猫と勘違いして保健所に連れて行かれたり、猫虐待の対象にならないための自衛策として付けています。
しかしマンションの5階に住む友人が猫に首輪を付ける理由は逃亡ではなく「震災対策」だそうです。
東日本大震災では、首輪をつけていないペットが飼い主と再会できる可能性がほぼ0に近いことを教えてくれました。
都内では、災害時はペットは飼い主と同行避難が原則となっています。しかし、いくら普段からケージや食料を用意しておいたとしても、災害時にパニックになった時に、猫をすばやく捕まえるのは至難の技です。 彼女は「災害時はとりあえず家族を優先して逃げるしかない。でもその後で猫と会える可能性を考えれば、普段から首輪をつけるべき。」という結論に達したそうです。
ただし、やはり大人になるまで首輪を付けたことがなかった猫にとって、首輪を付けるのは相当のストレス。 猫に首輪を付ける場合は、猫専用の首輪を作っているメーカーの首輪がおすすめだそうです。
彼女がオススメしてくれた首輪のメーカーがコチラ。
*猫の首輪の通販専門店ぽぽねこ:http://www.neko.popo-store.com
こちらのお店には、仔猫もシニア猫も使える「優しい」猫首輪が400アイテム以上揃っていて、素材や作りも猫のストレスを考慮して製造されているそうです。
いかがですか。猫に首輪を付ける理由。マンションで飼っているからだから付けなくても大丈夫、と考えている皆さん、地震はいつやってくるか判りません。 災害時にペットを連れて逃げられる確立はかなり低いはず。愛猫のために、普段から首輪を付けることも「震災対策」と言えるかも知れませんよ。
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