幼稚園の入園前に「プレ保育」として希望する幼稚園に通う未就園児が増えています。プレ保育とは、未就園児が幼稚園に通って、リトミックや庭遊び、季節の創作遊びなどを体験する場です。実施している施設によって、頻度、時間、スタート時期などはまちまちのようです。入園を希望される場合は、細かい条件の情報収集が必要ですね。
プレ保育とは、そもそも少子化によって空いた教室を使った子育て支援がメインだったようですが、最近では「入園前に集団生活に慣れさせたい」「協調性を養わせたい」「家庭ではできない体験をさせたい」「親子共にお友達が欲しい」などの理由から、利用する人が多いようです。
幼稚園側でも「子育て支援の場が提供できる」「幼稚園のことを良く知ってもらえる」「来年度に入園する人数が予測できる」などというメリットもあり、就園前の過ごし方の選択肢のひとつとなっているようです。
プレ保育は、「幼稚園の雰囲気はどんな感じ?」「教育方針は?」「どんな先生がいるの?」という、入園しないとわからないような幼稚園の様子が、入園前にわかる、というメリットがあります。ちなみに複数の園のプレ保育を利用しているという家庭も多いようです。特に私立幼稚園は、園によって特色が大きく違っていたり、プレ保育に通うことで、幼稚園の入園が優遇されるという園や、入園の条件になっているという園もあるようです。気になる幼稚園が複数あるのなら、いくつかの園のプレ保育で園の様子を確認してみるのも、幼稚園選びのポイントになるのかもしれません。
プレ保育は、幼稚園に入る歳の前年度の春からスタートであれば、3年保育を希望の早生まれのお子さんの場合では、2歳になってすぐプレ保育に通うことになります。そのために1歳半くらいから情報収集をしているというご家庭もあるようですが、お子さんやママの状況で無理せずに検討してみましょう。プレ保育に行かなかったからといって、幼稚園で集団に入れないわけではありません。集団に慣れることより、ママと二人で過ごすことがそのお子さんにとってベストなことかもしれません。周りの人に流されないで、自分達のペースで検討されることをおススメします。
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