似てるけど全然違う!サバトラの猫とアメリカンショートヘア

似てるけど全然違う!サバトラの猫とアメリカンショートヘア
投稿日: 2016年1月14日 更新日: 2017年3月6日
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猫好きならご存知の方も多い、『猫師匠』の坂本美雨さん。猫吸い妖怪として有名な方ですが、この坂本さんが保護猫のサイトで一目惚れしたのがサバトラの猫でした。名前もサバ美。そのまんまですね。彼女の名著、「猫の吸い方」には、表紙から中身まで愛猫サバ美の写真が満載ですが、「これってアメリカンショートヘアっていう猫だよね。」と間違う人が結構います。

言わずと知れた、アメリカンショートヘア、通称アメショは血統書付きの高級猫。
サバトラは保護猫に多いミックスです。この2匹、似ているようで全く違います。

今回は、サバトラの猫とアメリカンショートヘアの見分け方から性格について紹介しましょう。

模様で区別しよう

模様で区別しよう

出典:http://cat.offstyle.jp/?page_id=3773

サバトラの猫とアメリカンショートヘアの見分けがつかないのは、顔に注目するからです。
この2匹、体をみれば、その違いは一目瞭然です。サバトラは日本に一番多いというキジトラの灰色バージョン。模様はしましまですよね。

ところが高級なアメリカンショートヘアの模様はまるでコーヒーにミルクを垂らしたような渦巻き模様です。とっても珍しくて綺麗ですよね。
この模様は専門用語でいうと、サバトラが「シルバーマッカレルタビー」、アメショは「シルバータビー」と呼ばれています。

アメリカンショートヘアには他にもクリーム色に茶色の渦巻き模様が入った「レッドタビー」や、渦巻きを持たない単色の毛色の猫などおよそ70種類もの毛色が存在しています。これもサバトラとの大きな違いです。

性格が反対らしい…

アメリカンショートヘアの性格はとっても穏やか。猫種の中でも人によくなつきます。素直で賢く、しつけやすい猫種だと言われています。弱いものに優しく、母性本能が優れているので、犬など他のペットと一緒に飼うことも可能で、多頭飼いにも適しています。

一方サバトラの場合は、チャキチャキの江戸っ子。陽気でフレンドリーな反面、喧嘩好きで気が短い性格の猫が多いとか。 その反面、まったく神経質で警戒心の強いサバトラもいるといいます。
サバトラは交配を繰り返して作られた猫種ではありません。野生の本能が残っている猫ですから、これは当たり前なのかもしれませんね。

いかがですか。この2匹の違いは、良く見れば顔でも判断できます。アメリカンショートヘアは、サバトラよりも鼻と目の位置が近く、鼻も低くて丸いのが特徴です。目も、若干サバトラよりもつり目の猫が多いようです。 しかしこのサバトラ、本当に可愛いですよね。キジトラよりも数は少ない気がします。


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