出典:http://ascii.jp/elem/000/000/964/964169/
犬に比べて猫は長いしっぽを持っています。もちろん短いしっぽの猫もいますが、多くの猫はしなやかな長いしっぽを持っていますよね。
猫が幅が狭くて足もとが危うい場所でもヒョイヒョイと歩けるのはこのしっぽのおかげです。
平均台の上を歩くとき、人間なら手を広げてバランスを取りますが、猫はそれをしっぽを使って上手に歩いているのです。そして長いヒゲも細い道を通る時に役に立ちます。ヒゲで自分の体が通れるかを瞬時に測り、素早く移動するのです。
猫が黙って空中の1点をみつめて動かないとき、飼い主は幽霊が見えるのでは?と畏怖してしまいますが、これはたんに猫の聴力がずば抜けて良いため、人間には聞こえない音を聞いている仕草だと言われています。
人間の聴力の限界は2万ヘルツ、犬は3万ヘルツだと言われています。そして猫の場合は何と6万ヘルツの音まで聞くことができるとか。猫は耳を自在に片方ずつ動かせるので、音も拾いやすいそうです。これは凄いですよね〜。
猫の寝ている姿がまるでヨガのポーズのようだと話題になることがあります。体の柔らかさはとても犬は敵わないでしょう。
そしてもう1つ、犬は物を口でくわえてキャッチしますが、猫は前足で受け取ることができます。猫は人間のように長い鎖骨があるため、前足を大きく広げたり、しなやかに曲がる爪先を器用に使って細かい仕草が可能です。
爪も出し入れできますから、獲物を掴むのも犬よりもすばやく、木に登ったり高い所へも軽々と移動できます。
いかがですか。こうして見ると、なんだか猫の身体能力の高さは犬よりも凄いといえるのではないでしょうか。
昼間グータラ寝ていないでもっとせっせと働けば、もっと良い猫生が生きられるのでは?人間からみると、まるでオリンピック選手が能力を生かさず、宝の持ち腐れをしているように感じてしまいます。
もったいないなあ…。しかし猫は本当に欲のない動物です。ご飯もそのとき必要な量だけを食べて、あとは知らんぷり。
自分の決して広くないテリトリーが確保されていれば、他の猫と争うことも好みません。
出世や見栄を張ることも無く、働くくらいなら寝ているよ…。う〜ん、なんだか、そんな生き方も良いのかも知れませんね。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます