甲南大学文学部の栗田教授によると、猫と女性に対する認識が最近180度変わったといいます。
昔は猫を飼っている独身女性というと、なんだかネガティブな暗いイメージ。結婚できずに1人アパートでひっそりと人生を送る、モテない女性という感じがしたそうです。
しかし最近はSNSのおかげで猫との楽しい暮らしをネットで公開、ポジティブで明るい女性が猫と暮らしているところが世の中に浸透し始めました。
昔はペット自慢をしたくても、猫の飼い主は写真を見せるぐらいしかできませんでした。犬の飼い主なら犬を散歩をさせることで、犬仲間を作ったり、犬を通して恋愛にまで発展したこともありますよね。
それが猫の飼い主にも可能になったのは、やはりネット社会の賜物でしょう。動画で猫の愛らしい姿をサイトに投稿することで、あっという間に仲間や交流するチャンスが増えました。
私の猫師匠である坂本美雨さんも、保護猫のサバ美が仲を取り持ってくれてダンナ様と出会うことができたとか。
猫系男子も女子も、今の時代はモテモテ。まさにお猫様々です。
企業のCMでも猫を起用すると好感度アップ。少子高齢化で家族が少なくなった日本、寂しい心を癒してくれるのは、散歩が必要のない猫の方。実際に犬よりも猫を飼う人の方が増えているといいます。
最近注目を集めているのが、保護猫と暮らすシェアハウスやシェアオフィス。猫が好きと言う共通点で人が集まり、そこから交流が深まることで、ビジネスチャンスや新しい企画がどんどん生まれるといいます。
特に猫と暮らせるシェアハウスは、常にキャンセル待ちがでるほどの大人気だとか。
長年保護猫活動をしているNPO法人 東京キャットガーディアンが始めたこの試みは、保護猫も借り主も大家さんも喜ぶと言う新しいソーシャルビジネスとして経済界も注目しているそうです。
猫を助けつつ、儲けることが出来る。まさに猫は福を呼んでくれる動物なのかも知れません。
猫と一緒に行うビジネス、今後もますます多くなりそうですね。猫付き介護ハウス、猫セラピー、猫と泊まれるホテルなど、ビジネスチャンスはまだまだ多くありそうです。
いかがですか。2016年も、ネコノミクスはますます発展するのではないでしょうか。
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