人間は万年発情期という珍しい動物ですが、猫の恋愛は大体年に2回。春先と秋に発情します。
これは日照時間と関係があると言われており、1年の中で一番日照時間の長くなるこの時期に発情するのだとか。これだけでも不思議ですよね。
この時期になるとまずメス猫の行動が変わります。色んな場所に体をこすりつけて悩ましく鳴いてオスを誘うのです。
このこすりつけ行動でメスのフェロモンをまき散らすことで、初めてオス猫は発情するのだとか。なんだかメス猫にとって、オス猫なんてちょろい存在なのかも知れませんね。
フェロモンをまき散らし、複数のオス猫をおびき寄せながらも、メス猫はなかなか心を許しません。オス猫が強さをアピールしようとして喧嘩をしても、勝ち抜いた強いオスに惹かれるというわけではないようです。
メス猫の恋愛観はとっても気まぐれ。結局メス猫をゲット出来るのは、メス猫の気まぐれに何日も辛抱強く待ち続けたオス猫だそうです。
出典:http://nekogazou.com/nekozuki30/
集団で行動しない猫の子育ては、基本的にシングルマザー。複数のオスと交尾をし、そのまま複数のオスの子供を産むメスは、自分だけで子育てをするといいます。父親であるオス猫が近づいても、威嚇して追い返してしまうとか。これは一体なぜなのでしょうか。
オス猫は自分が交尾したメス猫が、複数のオス猫の子供を産んだのを知っています。そしてすきあらば、自分の子供以外の仔猫をかみ殺す、「子殺し」の本能を持っているのです。
それを知っているメス猫は、その為に子育て中はオス猫を追い払ってしまうのです。母は偉いですねえ。
しかし!悲しいかなメス猫にも本能があります。それは、仔猫をかみ殺されてしまうと、ショックでなぜか発情してしまうという悲しい性。オス猫はそれを知っているので、虎視眈々と子猫を殺そうと狙うのだとか…。
いかがですか。コレは怖い!結構凄い恋愛ですよね〜。う〜ん、人の場合でも、連れ子を虐待する継母や継父がニュースになりますが、これって動物の本能なのかも。
絶対許されない行為ですから、子供を連れて再婚する場合はよ〜く考えてからにした方がいいでしょう。母親の恋愛には注意が必要なんですね。
しかしリア充すぎる猫の恋愛道、コレはちょっと見習うべきかも知れません。
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