まず、フクロウはどんな性格なのでしょうか。残念ですが、フクロウは他のペットにくらべてワガママな性格だと言われています。しかしそれは人間の言うことを聞かない、というだけで、フクロウが悪いわけではありません。
まず、フクロウなどの鳥類は、トイレのしつけが出来ません。また、インコなどよりも運動量を必要としますから、広い環境が必要です。鳴き声もかなり大きいといいますから、都心部のワンルームで気軽に飼うのは難しいペットといえるでしょう。
足の爪が鋭いので、素手で触るのは危険です。攻撃されないように、革手袋は必須。エサはウズラ、マウス、コウロギ、ひよこなど。エサを考えただけでちょっと引いてしまう人もいるかもしれませんね…。
出典:http://nekogazou.com/20141118fukuro/
フクロウは猛禽類で、ペットとしては珍しい部類に入ります。値段も15~40万円と高額です。フクロウの寿命は、小型で10~15年程度。中型になるとさらに寿命は長く、20~30年程度生きるフクロウもいます。
大型にもなると30以上長生きする可能性があります。エサ代は月に5000円程度かかりますから、30年間飼い続けられるかどうか、よく考えてみて下さい。
出典:http://enuchi.jp/2855/kenta-igarashi-and-hukulou-coffee-present-picture-book-fuku-and-marimo
フクとマリモのコンビ以外にも、猫とフクロウが仲良くしている例はあります。猫は社会化の時期は3~7週齢、犬の2~3ヶ月齢に比べて早いのが特徴です。この時期にフクロウなどの種の違うペットと交流しておくと、比較的オトナになってからもすんなり仲良くできると言われています。
今まで全く他の種の動物と交流がなかった成猫とフクロウの場合は、仲良くするのは難しいかもしれませんね。
いかがですか。猫は自分の環境を大切にする動物です。いきなり大声で鳴いて飛び回る大型のフクロウとの同居は、かなり広い環境がないと難しいかも。ヨロコノやスピックス、インディアンスコップといった小型のフクロウなら飼いやすいという意見もあります。
長生きする動物なので、それなりの覚悟は必要です。よく愛猫と相談してから決めて下さいね。
(記事bzp00343)
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