断乳は思いたってすぐに実行とはいきません。
なぜならば、断乳には準備が必要だからです。
断乳に向けた準備がしっかりできていると意外と断乳はスムーズに進みます。
断乳をすると決断したならば、具体的な日程を決め、すぐに行動に移します。
まずは赤ちゃんへの声掛けです。
断乳に準備が必要な理由は、赤ちゃんへの配慮が大切だからです。
いきなり「今日でおっぱいはおしまいよ」ではあまりにも可哀想ですよね。
だから前もって「もうすぐおっぱいとはバイバイね」といった感じで赤ちゃんに声掛けをし、おっぱいとの別れを伝えていかなければなりません。
その時期は断乳をする1カ月前がベストです。
繰り返し声掛けをすることで、自然と赤ちゃんの中で断乳に向けての準備が始まっていくのです。
断乳の日に向けて赤ちゃんへの声掛けをすると同時に、おっぱいの回数を徐々に減らしていくことを行いましょう朝・昼・晩・寝る前とおっぱいをあげていたのであれば、昼のおっぱいは無しにするなど授乳の回数を減らすといいですね。
寝る前におっぱいを吸いながら眠る赤ちゃんに、寝る前のおっぱいを無くすとそれは寝かしつけに困ります。
ママにとって都合がよいタイミングの授乳を少しずつ減らしていきましょう。
おっぱいの回数を減らしていくと、赤ちゃんはいつもの様におっぱいをもらえなくなり、機嫌が悪くなるかもしれません。
しかし、その時には赤ちゃんの気持ちを他へ向けるなどおっぱいを忘れさせてあげることが大切です。
お散歩へ行ったり、新しいおもちゃを出したりと、赤ちゃんがおっぱいのことを考えない工夫が必要です。
さぁ、いざ断乳に突入です。
断乳は3日間が勝負です。
赤ちゃんが泣いてもわめいてもおっぱいはあげません。だからといってミルクを与えるのも御法度です。
泣きわめく赤ちゃんをみていると切なくなってしまうのがママの本音でしょう。
しかし、徐々に赤ちゃんはあきらめていきますから、授乳はしないと強い意志をもつことが大切です。
断乳の3日間は泣きわめくわが子を放っておくのではありません。
十分に抱っこをしたり、一緒に遊ぶ時間をいつもより増やしてあげます。
いっぱい遊んで疲れると、離乳食をたくさん食べてお腹がいっぱいになっておっぱいのことを忘れることにもつながります。
外へお散歩へ行くなど、赤ちゃんが退屈しないように心掛けましょう。
断乳の3日間は赤ちゃんの気を紛らわすことに重点をおき、できるだけおっぱいを思い出させないようにしたいものです。
断乳はママと赤ちゃんの試練の時です。
しかし、そこには家族の協力は必須です。
夜中、延々と泣き続ける赤ちゃんの抱っこをパパが代わってくれたらどんなに楽でしょうか。
普段は仕事が忙しくて赤ちゃんとの触れ合いが少ないパパは、断乳の時にはできるだけ赤ちゃんと過ごしてあげてください。
赤ちゃんはパパと遊ぶことに夢中になり、おっぱいのことを忘れることができると思います。
おじいちゃんやおばあちゃんの家へ行ったりするのも良いですね。
いつもと違う環境では、赤ちゃんは赤ちゃんなりに緊張をしたりもします。
疲れて夜はスッと眠りについてくれるとママはすごく助かりますよね。
断乳の日程を決める時には、パパが連休の時など、家族の協力が得やすい時期にする人が多いようです。
赤ちゃんが泣き続ける断乳は赤ちゃんにとってもママにとってもとても辛いものです。
しかし、断乳を終えると赤ちゃんは精神的に成長をし、次の段階へと大きくなっていきます。
断乳をスムーズに進めるためも、準備をしっかりとし、断乳に備えましょう。
断乳で何より大切にしたいのは赤ちゃんの気持ちです。
しっかりと声掛けをして「ママはあなたが大好きよ」といった気持ちを伝えることも大切です。
大好きだから一緒に頑張る!そんな断乳にしたいですよね。
断乳には準備が必要!
最初の3日間が勝負!
だんだんとおっぱいを減らしていく
家族の協力が必要
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