「ホットヨーグルト」とは、人肌程度(40℃前後)に温めたヨーグルトのことです。もともとヨーグルトは、腸内細菌のバランスを整えることで有名ですが、温めることで乳酸菌が活性化し、消化・吸収がよくなり、結果として免疫力が高まって健康な状態を維持してくれるそうです。
その他にも、腸内環境のバランスが整うことで、血流が良くなり、新陳代謝がアップすることで、冷え性や便秘改善、ダイエット効果なども期待出来るというから、これはもう女性にとっては良いことだらけですよね。
ただ、このヨーグルトは毎日200g程度は摂っておきたいということで、結構たっぷり摂る必要があるので、今回はより普段の生活で取り入れやすいように、ホットヨーグルトを使ったドリンクとレシピに挑戦してみました!
レシピ提供/堀知佐子さん(管理栄養士)
<材料>(1人分)
ヨーグルト(プレーン)・・・200g
チョコレート・・・12g
まずは、温めて混ぜるだけで出来る、簡単ドリンクからです。チョコレートについては、カカオポリフェノール含有量が多いビターがオススメです。
1.ヨーグルトとチョコレートをそれぞれ耐熱容器に入れてラップをかけます。ヨーグルトは1分30秒、チョコレートは2分程度、別々に600Wの電子レンジで温めます。
ヨーグルトは加熱しすぎると分離するので注意して下さい。
2.温めたヨーグルトに、溶かしたチョコレートを入れて混ぜれば完成!
ヨーグルトとチョコレートがしっかり混ざるように、頑張って混ぜましょう。
こちらは、カカオポリフェノールの抗酸化力とヨーグルトの整腸作用で、免疫力アップを期待出来るドリンクです。
味はというと、温めたことでヨーグルトの酸味が少し増したのですが、そこにチョコレートのほのかな甘さが合わさって、飲みやすいドリンクでした。飲んだあとは、心なしかお腹の中がポカポカして、リラックス気分になれました。
ちなみに、ヨーグルトには睡眠を助ける働きもあるので、夜飲むのもオススメです。
今度はホットヨーグルトを使った食べ物をご紹介します。
材料は最後をご覧下さい。
1.ボールに卵黄、オリゴ糖、ヨーグルトを入れ、600Wの電子レンジで約1分30秒温めます。
ヨーグルトを温めることで、パンに早くしみ込むようになります。
甘味料として、善玉菌を増やす「オリゴ糖」を使うので、整腸作用がアップします。
2.厚切りパンの耳は切っておきます。
3.全体にしみ込むまで2を1に漬け込みます。
途中で裏返して、全体に液がいきわたるようにします。
4.バターをひいたフライパンで、両面きつね色になるまで焼けば完成!
焼き色が美味しそう!食べてみると、ホットヨーグルトの液に漬け込んだので、全体がトロっとしていて、パンプディングに近い食感でした。
味は、しっかりした酸味とオリゴ糖の甘さが合わさって、レモンの効いたチーズケーキを食べているような感覚で、とっても美味しかったです☆これだけの美味しさで、生クリームを使っていないので低カロリーなのは、かなり嬉しい!
実はこのドリンクとフレンチトーストを食べたあと、普段は便秘がちな私のお通じがとても快調になり、早速効果を実感しました。いつもの食材を温めて摂るだけで、これだけすぐに効果を感じられるなんて!これはもう、温めないと損ですよ^^
ホットヨーグルトは今回紹介したレシピ以外にも、いろいろなアレンジが楽しめるので、ぜひお好みの食べ方で続けて、悩み知らずの体をゲットしましょう☆
ホットヨーグルトですが、温めすぎると乳酸菌が死んでしまい、味の質も落ちてしまうので、くれぐれも温めすぎにご注意下さい!
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