ふるさと納税は、2008年に地方間の税収格差を軽減させる目的として登場した取り組みです。日本全国の地方自治体(都道府県市町村含む)へふるさと税(寄付金)を納めると、税金を納めた自治体からいろいろな謝礼品をもらえるうえに、納税(寄付)をした金額のうち2,000円を超える金額が控除対象となり、確定申告によって還付される仕組みです。
謝礼品は自治体によって実にさまざま。どの自治体に「ふるさと納税」するかは本当に迷うところです。子育て世代の一般的な寄付金としては、5,000円から10,000円が参加しやすい価格帯だと言われていています。1つを厳選!という手もありますが、少額で複数の寄付先を選ぶという楽しみ方もありますね。謝礼品はいずれも各地でお墨付きの逸品や最高級ランクに格付けされたものばかり! おおむね、質が担保されているようなものですから、じっくり探してみてください。
申し込み方法も各自治体によってさまざまなので、詳細は、都道府県の各自治体サイトへ。ふるさと納税額の上限目安に関することなどは、「総務省ふるさと納税」のページ(www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/080430_2_kojin.html)でも詳細が確認できます。
大阪泉佐野市では、謝礼品として航空会社の『Peach』が発行するピーチポイント+Peachオリジナルデジタルカレンダーが謝礼ギフトセットとして受け取れます。里帰りも飛行機でお得に気軽に渋滞なく短時間で帰省する事ができそうです。
静岡県賀茂郡西伊豆町なら5,000円以上の寄付で、寄付金に応じてその半額が使える納税感謝券がもらえるそうです。旅館・民宿・キャンプ場やレストラン、お土産物屋さんからガソリンスタンドまで使えるということなので、何かと出費がかさむ家族旅行に嬉しいですね。
長野県阿南町では、寄付金10,000円でお返しの米はなんと20㎏!!また、日本穀物検定協会が発表している全国のお米の「食味ランキング」などを参考に特A受賞品種を狙うのも手です。米どころとして名高い、新潟、北海道、宮城、山形、福島などはもちろんのこと、高品質な新種米を開発し人気ブランドへと育てている九州の熊本エリアを応援してみるのも楽しいでしょう。
山梨県甲州市では寄附回数の上限を設けていないので、寄附を申込む毎に特典がもらえます。こちらの自治体エリアは蘭の苗生産量日本一ということで、標高850mの甲州市塩山神金の自然のもとで農園が自社開発した蘭を、生産温室より直接届けてくれるサービスがあります。これなら、母の日やお祝いごとに活用することができそうです(ただし、複数回寄付は市外在住者に限ります)。このように、近頃では「おかわり自由」的な自治体も増えているようです。
そのほか、佐賀県では、全国のイカ好きが5時間並んでも食べたいと評判の「呼子の活きイカ」の活け造り(3から4人前)が人気です。世界最新技術を駆使して自宅へ届けてくれるそうです。自宅に居ながらにして、並ばずに食べられるなんて贅沢すぎます!
還元率が高い人気の自治体は瞬殺で納税受付けが締め切られることが多々あります。ママ達のマーケティング力が試される時がきましたね♪ 1月からの新年度にそなえ、今からある程度のメボシはつけておきましょう。
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