急に風呂場に連れていかれてお湯をかけられると、猫はパニックに陥ります。慣れていない場所に連れていかれたことに加えて、嫌いなお湯までかけられれば驚くのも無理はありません。
猫をお風呂に入れたいのなら、まずはお風呂場やシャワー、お湯に慣れさせましょう。
猫を洗う日を大体決めておき、その一週間前から飼い主さんがお風呂にはいるときに猫も一緒に連れていってください。
初めて風呂場に入る日には無理に水をかけたり洗ったりしてはいけません。蓋の上など水のかからない場所を作ってやり、そこに待機させましょう。
風呂場に入ることをいやがるのであれば、餌やおやつなどを用意し、お風呂場は嫌なところではないことを猫に教えます。
飲み水も必ず用意するようにしますが、冷たい水ではなくお湯に慣らすためにぬるめのお湯を用意しましょう。
猫も一週間毎日お風呂場に入っていれば流石にお風呂場になれたでしょう。
お風呂場に慣れたら次は猫のお風呂に必要なものが揃っているか確認します。
といっても、特筆して必要なものはたった1つですが…。
それが猫用シャンプーです!
人間用のものは猫には強いので必ず猫用のものを用意しましょう。
また、猫の爪は事前に切っておくことも忘れないで下さいね。どれだけ風呂場に慣らしても水が本気で嫌な猫は暴れます。飼い主さんや猫が怪我をしないように、風呂前には必ず爪を切るように心掛けてください。
ではいよいよ猫を洗いましょう!
お湯はぬるめの37度~38度程度が適温です。シャワーのお湯が熱くないかきちんと確認してください。
またシャワーの水量は弱めにし、まずはご機嫌伺いもかねて足を濡らしてみましょう。嫌がる猫も多いと思いますが、そのまま首の辺りを濡らしゆっくりと尻尾までシャワーを移動させます。
★この時に顔を濡らさないように注意することがポイントです。
顔を濡らされるといやがる猫が多いんです。顔を濡らさず、ぬるめの緩いシャワーで体をそっと濡らすことで猫がビックリして暴れる確率を減少させます。
十分に濡れればシャンプーで洗い、また同じように温く緩いお湯でそっと洗い流しましょう。
もちろん、いやがる猫も多いと思いますが、成猫を急にお風呂好き・水好きにすることは残念ながら出来ません。
しかし、お風呂場に慣らして、そっとお湯をかけてやることでビックリすることや猫のお風呂に対する抵抗感は確実に減ります。
お風呂場に慣れさせる行為を続けると、お風呂に対する抵抗はより和らいでいくでしょう。
猫をお風呂に入れたいのなら、ぜひ一度このやり方を試してみてくださいね♪
(記事 ハナ)
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