この研究は、2000年に、世界保健機関が“動物とのふれあいは人の健康に良い”との見解を正式に発表した根拠となっていますから、動物=癒し=健康という数式は正しいということになります。どうですか、皆さん、もう1匹、家族を増やしてみませんか? この発表以降、アメリカでは老人が病院を受診して、「夜不眠症ぎみで、朝から体がだるい、やる気が起きない」などと相談に訪れて、薬の処方を求められたとき、医師は「それでは、犬を飼いなさい」という薬代わりに犬を勧める処方箋が公的に認められるようになったそうです。素敵ですね!日本でも是非やって欲しいです〜♪ アメリカで最も権威がある研究機関、国立衛生研究所では、正式に「ペットとのふれあいは飼い主を健康にする」と発表しています。
それでは、具体的にどんな健康効果があるのでしょうか?人間の体は、神経とホルモンによって健康に保たれています。何かの原因で、神経やホルモンの働きに異常がおこると病気になります。 体を健康に保つ神経が自律神経であり、それには交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経は体を動かす神経で、副交感神経は体を休める神経です。 例えば、仕事で残業して疲れるのは、まさに交感神経が過剰に働いたことを意味します。疲れても、少し休めば元に戻る。この体を休める神経が 副交感神経で、犬との散歩や犬との暮らしはこの副交感神経の働きを高める効果があることが分ったのです。
2007年以降、アメリカでは犬と運動量の関わりについて数多くの研究が行われていますが、中でも犬と散歩すると、「運動」と「脳の活性化」が同時に行われることが分りました。 特に認知症は、脳の血流が滞りがちになった結果発症する病気ですから、認知症の予防になる犬との散歩は、まさに健康の要といえるでしょう。 いかがですか。これは「もう危ないからペットを飼うのは止めなさい」という家族に聞かせたい報告ですよね。高齢者の皆さん、是非犬を飼って、毎日お散歩してください♪
(記事bzp00343)
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