まず、「食戟(しょくげき)のソーマ」とは、2012年より週刊少年ジャンプにて連載中の人気漫画です。町の定食屋の息子である、料理人の少年が主人公の料理バトル漫画。料理対決や登場する料理が美味しそうと話題になっています。
この漫画の第1話で登場したのが、「なんちゃってローストポーク」だったとか。一般的なローストポークと言えば、豚肉の塊を焼いて切り分けて食べる料理ですが、「なんちゃってローストポーク」は、豚肉の塊は使わず、ベーコンとあるものを使って作ります。とっても手軽で美味しいローストポーク風になるらしいのですが、さてあるものとは?
<材料>(2人分)
ベーコン・・・6枚
玉ねぎ・・・1/2個
エリンギ・・・1本
じゃがいも(大)・・・2個
赤ワイン・・・大さじ3
しょうゆ・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
バター・・・5g
ローリエ・・・2枚
砂糖・・・大さじ1
正解は、じゃがいもでした!じゃがいもがローストポークに!?一体どういうことなんでしょう。早速作ってみましょう!
1.皮をむいてひと口大に切ったじゃがいもを電子レンジで加熱して、柔らかくします。
2.ボウルにみじん切りにした玉ねぎとエリンギを入れ、そこに1を加えて、めん棒などでじゃがいもを潰しながら、全体を混ぜます。
じゃがいもはマッシュにしすぎず、少し食感が残るくらい潰せたら大丈夫です。
3.混ざった2を大きな俵型にして、形を整えます。
崩れないように、強めに固めます。なかなかのボリュームですね^^;
4.ベーコンを巻いていきます。
まず、じゃがいもの横側面に2枚巻きます。
5.続いて、残りの部分を隠すように、ベーコン4枚を巻き付けていきます。
ベーコンは焼くと縮むので、余裕をもって巻いたほうがいいみたいです。
6.5にタコ糸をぐるぐる巻き付け、タコ糸の隙間にローリエを挟みます。
きつく巻きすぎないようにご注意を。これで形は完成です!
7.6を200度に予熱しておいたオーブンで、ベーコンがカリカリになるまで20分ほど焼きます。
8.焼き上がったらソースを作ります。
ワインをフライパンに入れて、アルコールを飛ばします。
9.煙が出てきたら、しょうゆ、みりん、砂糖を入れて、煮詰まらないようにこまめに混ぜ合わせます。
10.ソースがグツグツと煮立ってきたら、バターを溶かします。
11.最後に10に焼き上がった7をフライパンに入れ、ソースを絡めれば完成です!
ソースが美味しそうに絡んで、良い照りが出てますよ♪
食べる前に、タコ糸をはさみで切って外し、ローリエも取りはずします。
いかがでしょう。見た目、ローストポークに見えませんか?でも切って見ると、ほらご覧の通り、ほんのり黄色のじゃがいもがたっぷり詰まっています^^
さて、肝心のお味なんですが、ホクホクしたじゃがいもに、ベーコンの味がしっかり染みていてかなり美味しい!しかも、絡めたソースとめちゃくちゃ合います!!
じゃがいもは何の味付けもしていなかったので、もしかしたら味に飽きてしまうかなと思ったんですが、ベーコンとソースを絡めながら食べるとパクパク食べられて、あっという間になくなりました。そしてお腹はパンパンに。かなり満足感がありますよ。
はじめ、「なんちゃってローストポーク」と聞いて、全体の味がローストポークに近いのかと思っていたのですが、作ってみると、切る前の見た目はローストポークですが、切ってみると全く別の料理でした^^;
でも、これはこれで美味しく、赤ワインベースのソースだったこともあって、ちょっとフランス料理っぽい、リッチな感じの料理でした。材料がじゃがいもなので、実際はかなりの節約料理ですが(笑)。
これからの季節、人が集まるような場所で切り分けたら、きっと盛り上がりますよ。皆さんもぜひ「なんちゃってローストポーク」を味でも、見た目でも楽しんでみては?
「なんちゃってローストポーク」は、この大きな塊が特徴なので、じゃがいもを形作り、ベーコン、タコ糸を巻き付ける時は形が崩れないように、ていねいに作業しました。
今回はじゃがいもには何も味付けはしませんでしたが、チーズなんかを混ぜても美味しそうですよね。
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