出来れば旅行に連れて行く前に、どこか悪い所はないか、動物病院で健康チェックしておくと安心です。
特にシニア猫で日頃から薬を服用している場合は、先生から病気の症状を書いた治療報告書を書いてもらうと、旅行先で病院に行った時にもスムーズに対応できます。また長距離を移動する場合は酔い止めの薬を処方して貰っても良いでしょう。
旅行先でペットが脱走、迷子になって飼い主からはぐれてしまった、これは本当によくあります。
見知らぬ土地で知らない匂いや場所に敏感になっているペットは、安心できる場所を求めて逃走したくなるのかもしれません。 まさかの場合に、事前にマイクロチップを装着しておくと、保健所で収容された場合にすぐに飼い主に連絡が行きます。まだ日本では1割程度の定着率だそうですが、このマイクロチップ、いなくなってしまった場合は強力な助っ人になりますから、できれば付けておくと安心です。
ペットを飛行機に乗せたい場合、キャリーのサイズ、重量など各航空会社の条件を確認してください。国際線の航空会社によっては猫の機内持ち込みができる会社も増えています。事前に予約が必要になりますから確認してください。 いわゆる短頭種と呼ばれる鼻が短い犬(ブルドック、シーズー)や猫(ペルシャ、エキゾチックシ ョートヘア)は、熱中症や酸素欠乏に陥りやすいため搭乗できないこともあります。猫の品種も事前に確認しましょう。
いつも使っているハウスのそばにキャリーを置き、中に自然に入る様に慣らしておくと安心です。当日は吐いたりおしっこするかもしれませんから、キャリーは布製よりもプラスチック製の方がオススメです。
いかがですか。猫のストレス、これは飼い主が考えるよりも相当激しいようです。動物病院に連れて数分外に出すだけで、今まで聞いたことのない鳴き声で騒ぐのは必須。飼い主も、万全の体制で挑みましょう。無事に移動出来たら、ご褒美をふんだんに用意して褒めてあげて下さいね。
(記事bzp00343)
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