肥満の猫は標準体型の猫に比べて短命の傾向にあるようです。太りすぎると心臓に負荷がかかることが原因だと言われています。肥満になるとその他の病気も併発することが多いので、標準体型の猫よりも早く亡くなってしまうのでしょう。
逆に痩せすぎていても、標準体型の猫に比べると体力がない場合が多いため、標準体型の猫よりも長寿ではないのだそうです。
なので一番長生きするのは、標準体型にちかい猫だと言われています。
もちろん、かなしいことですが標準体型の猫全てが長寿だと言うわけではありません。
痩せ型の猫や肥満の猫に比べ、病気になりにくいことから長寿の猫が多いとされているようです。
猫の健康のためにも、動物病院で『太りすぎず』や『痩せすぎ』だと猫が言われないように猫の食事や運動には気を配りましょう。
統計では、自由に外に行くことの出来る外飼いの猫に比べて室内飼いの猫の方が長生きだと言われています。
室内飼いは、外飼いよりも危険な目に遭うことが少ないため、長寿の傾向にあるようです。
室内に危険が全くないとは言い切れませんが、外に比べるとやはり危険は少ないと言えるでしょう。
外の環境にもよりますが、外を自由に走り回ることができれば交通事故にあう可能性も上がりますし、感染症にかかる危険性も上がります。
猫がしらない間に中毒物質を食べてしまった事例もありますし、心ない人に捕まって虐待されることもあるでしょう。
家の中の危険は飼い主さんが注意をしていれば避けられる危険が多いのですが、外の危険は飼い主さんではどうしようもないものばかりです。
もちろん、外で自由に遊べる猫にはストレスが少なくなる、体力がつく、などのメリットもあります。
ただ『長生きするかどうか』に限ってだけ言うのなら『室内飼いの方が長生きする可能性がある』ということです。
10才以上の猫には、なるべく室内で過ごしてもらうようにすると、寿命は伸びるのかもしれませんね。
いかがでしたか?
あくまでも比較的に長生きする方法をご紹介しましたが、飼い猫ちゃんはどうでしょうか?
標準体型じゃないから・外飼いだからといって、長寿じゃないというわけでは決してありません。
しかし、リスクが高いのも事実です。
だからといって今まで外飼いにしていたり、好きなだけご飯を食べていたのに急に全てを我慢させてしまうのもストレスがかかってしまい、猫にはよくありません。
外飼いの場合はどうすれば外に出してもリスクを減らすことが出来るのかを考え、肥満や痩せ型の猫はすこしづつ標準体型に近付ける努力をすることで、長寿になる可能性はぐんと上がります。
猫と飼い主がずっと一緒にいれるように、この機会に一度考えてみましょう!
(記事 ハナ)
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