こう書くと難しく感じられるかもしれませんが、簡単にいいますと、生まれながらにして色素の細胞が少ないことで、毛や目の色に色素が回らないために起こると言われています。色素が抜けている状態の目は青くなるのです。青目やオッドアイに白猫が多いのも頷けますね。
目にケガをしたような場合に神経を損傷し、片方の色素が少なくなってしまうことがあります。また、緑内障などの病気で片方の目の虹彩が損傷することで、オッドアイになることもあります。
出典:http://blog.livedoor.jp/mira47/archives/996205.html
※画像はオッドアイの野良猫
日本ではオッドアイだからと高値になることはありませんが、海外ではオッドアイが人気の国もあります。そのため、敢えてオッドアイになりやすい交配をするケースもあるのです。
こうしてみていると、色素細胞に損傷や欠乏があるということは、他にも影響があるのでは?と思われると思います。実はその通りで、必ずという訳ではありませんが、オッドアイの猫ちゃんに多い症状が報告されています。
出典:http://www.popsci.com/article/science/stunning-solar-flares-and-other-amazing-images-week?image=1
聴覚に障がい(耳が聞こえない)がある、というものが最も多い症例です。特に青色の目のほうの耳に、その症状が出ることが多いといわれています。
しかし、聴覚が完全に奪われた猫ちゃんになる確立は低いので、殆どの症状のある猫ちゃんでも日常生活に支障はないそうなので、一安心ですね。
オッドアイの猫は日本では「金目銀目」と呼ばれ、福を呼ぶ猫として珍重されて来ました。また、海外でもラッキーを運ぶ猫として、また見た目がかっこいいことからオッドアイには人気があります。(でも、自然交配に任せて欲しいなぁと思った次第です)
オッドアイの猫が産まれる可能性は、白猫の場合約25%と高いそうです。4匹産まれたら1匹はオッドアイかもしれないと考えると、その確率の高さには驚きます。
また、三毛猫やその他の品種の猫も、オッドアイになる確率は少ないですがあります。全世界の中にオッドアイの猫ちゃんはどれだけいるのか、調べているうちに気になってきました。どの猫ちゃんも幸せになってほしいなぁと思う次第です。
(記事 HALMODE)
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