薄手の綿の生地などもよく見かけると思います。
あまり薄手すぎるのは逆にミシンで縫いにくいこともあり、
子供が使うときにひっかけたときに穴が空いてしまうということもあるので、
少しハリのある綿生地(厳密な薄さで言うと薄手と中手の間ぐらい)が扱いやすいと思います。
薄いので乾くのも早いですし、アイロンもかけやすいですので、よく使う、給食袋のような小さい巾着や給食用ナプキンづくりに便利です。
枚数をたくさんそろえたいものなどにも。
また、ポケットティッシュケースにも使いやすいです。
中ぐらいの厚さの生地は一番縫いやすく扱いやすいと思います。
今までいろいろな生地を使ってきましたが、一番使いやすい、縫いやすい厚さです。
私はよく写真左側の「綿麻混合:ハーフリネン」と呼ばれるものを使用します。適度な厚みがあるけれど、手触りもよく、風合いがいいので、気持ちがいい生地です。
隣は綿の生地です。張りがあってしっかりしているのでこちらも縫いやすい生地です。
ミシンは薄すぎても慣れないと生地が滑って縫いづらいということもあります。
三つ折りぐらいまでなら家庭用ミシンでもこの厚さなら十分に縫うことが出来ますし、端ミシンも巻きこむような薄さじゃないので扱いやすいです。
上の生地の色違いですが、
上が綿の生地の色違い、下がハーフリネンの色違いの生地です。
こうした袋物にも、また、体操着袋ぐらいの大きめの巾着でもいけます♪
また、裏地を付ければレッスンバッグや上履き入れにも十分使えます。
私はこの生地の厚みが一番良く使います。
生地が余っても、ママ用グッズはバッグづくりにも使いやすい厚みです。
普通のミシン糸、針で縫えます♪
男の子用に便利なのが、中手のデニム生地。
普段履く、ジーンズの生地よりは薄めで、しっかりしているデニム地も何気にグッズ作りに使えます。
幼稚園ぐらいだとキャラクター生地でもかわいいですが、特に小学校高学年ぐらいになると、シンプルなものにしてほしいなどの要望もあるので、そうした時にも使いやすい生地です。
ワンポイントにも使えますし、切り替えし布として、レッスンバッグの下側に使うのにも便利。
キルティングは通園通学グッズ作りの定番の生地の一つだと思います。
生地が2枚合わせで中に綿が入っているのでとても柔らかく、かつ、厚みも適度にあるけれど、中が綿なので、家庭用ミシンでも縫いやすい生地です。
柄のあるキルティングならば生地一枚でレッスンバッグなどを作ってもいいですし、
無地などにして、レッスンバッグの下半分をキルティングにして切り替えしで上に柄のものを使うなど、色々使えて便利です。
ただ、厚みがある生地なので、巾着を作る場合は体操着入れぐらいの大きさに使うのがいいかと思います。
その場合は通す紐も中~太のサイズを選ぶといいと思います。
※この生地は綿が入っている生地なので、たくさん縫う場合は、下糸のボビンが入っている部分に綿がたまってミシンが動きづらくなることがあるので、途中でミシンのボビン部分やミシンの針周りのお掃除をしてあげるといいと思います。
キルティングはふんわりしていて軽いので、手に当たるときにも肌触りがよく、小さなお子さんでも持ちやすい生地です。
キルティングは表に使うだけじゃなく、表地を中手ぐらいの厚みの生地にして、裏地として補強を兼ねて使用することもできます。
生地ってどのぐらい必要か?
これが最初買ったときに全くわかりませんでした(笑)
生地はお店だと10cm単位で大体長さを言って、カットしてもらいレジで支払い。
通販だと大体50cm単位で販売するところが多いので、(10cm単位でも販売しているところもありますので表示を必ず確認!)50cm単位のお店では、×2すると1m、×3すると1.5mという風になっていることが多いです。
なので、事前に紙などに必要なものに合わせた図面を書いていくといいのですが、生地は縦だけじゃなく横幅もあり、生地によって横幅が異なります。
横幅が1mのものもあれば、110cm、130cm、それ以上、など、それぞれ選ぶ生地によって変わってくるので、それを考慮して選ばなければなりません。
余っても別なものに使ったり、また、破けたり劣化した際にまた作るときに使ってもいいと思いますので、少し余裕を持って選ぶ方がいいかなと個人的には思います。
生地を断つときには出来上がりの大きさだけじゃなく、縫い代も必要ですし、巾着などは上の紐を通す部分を三つ折りにすることが多いので、そうすると、上部に7cm~9cm程度の折り返しも必要となります。
出来上がりは小さいですが、袋になるので生地を裁つときは2枚分となります。
その辺を考慮して生地の量を買うといいと思います。
通園通学グッズは生地選びによって、作業効率が変わってくるところもあります。たくさん作らなければならない場合が多いので、作りたいものやお子様の好みに合わせて、素敵な生地を探してみてくださいね♪
また、グッズ作りには副資材、カバンテープ(レッスンバッグの持ち手)や紐、エンドなど色や太さ、素材の違いでも雰囲気が変わります。
まずは生地を選んで、それに合う副資材を生地に合わせて選ぶと失敗しないと思います。
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