暑い夏はもちろん、お祝い事の席で、ポンと音を立てて開栓、ボトルから吹き出る泡を楽しむ。そんなイメージがシャンパンにはありませんか? でも、本当はこれ、「マナー違反」なのだそう。ワインの老舗・メルシャンに、安全で正しい楽しみ方を教えてもらいました。
さて、知っているようでよく知らないのが、シャンパーニュなどスパークリングワインの「栓の開け方」。今回取材したメルシャンのワイン講座では、受講者のひとりが代表で栓を開けたのですが、「ポン!」とコルクが飛んでしまいました。
一般的に、
1・キャップシールをはがし、コルクを包んでいるワイヤーを完全にはずす。→NG!
2・両手で瓶を持ち、両手の親指を揃えてコルクを瓶から外れる方向へ押す。→NG!
3・コルクを飛ばす。→NG!
なのだそうです。
ワイン講座では、続けて先生から、”メルシャンがおススメする誰にでも開けやすい方法”の実演が。メルシャン製品はラベルに「開栓の仕方」が明記されています。
1・上部のキャップシールをはがす。針金で覆われたコルクが出てくる。
2・ナプキンやタオルなど、布を用意し、瓶の上からかぶせる。コルクの頭を親指でしっかりおさえたまま、針金をゆるめる。針金は瓶から外さないこと。
3・コルクの頭を親指でおさえたまま、ボトルの側をゆっくり回してコルクを抜く。
4・内部のガス圧でコルクが浮き上がってきたら、コルクをしっかりおさえながら少しずつガスを逃す。
5・じゅうぶんにガスが抜けたら、コルクを回し、静かに抜く。
勢いよくコルクを飛ばしてしまうと、直接人に当たる危険が。さらに、天蛍光灯やガラス窓、席上のグラスなどを割り、ガラス片でけがをさせる可能性もあります。必ず瓶の上から布をかぶせ、親指でコルクを押さえたまま、ゆっくりとガスを抜いてください。
このとき注意したいのが「温度」。瓶が冷えていない場合は、内部のガス圧が高まり、針金をゆるめただけでポンと抜けてしまうこともあります。親指で押さえながらゆるめてください。
スパークリングワインの適温は5~7℃とされますが、冷蔵庫でこの温度に冷やしておくのは味だけでなく瓶の扱いの上でも重要なのです。
スパークリングワインでハッピーな記憶をいつまでも残してくださいね!
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