熱中症対策に、こまめな水分補給をは欠かせません。
飲みやすさや身体への吸収をより早めるために、冷えた水ではなく、常温の水を摂取するようにしましょう。
ただ、大量の水を摂取しすぎてしまうと「水中毒」という、血中のナトリウム濃度が低下してしまうことで、中毒症状を引き起こす可能性もありますので、塩分も一緒に摂るように心がけましょう。
トマト、キュウリ、スイカ、トウモロコシなどの夏野菜を食べると、体温を下げる効果があると言われています。トマトなどの夏野菜に多く含まれているカリウムには利尿作用があり、熱を体外に排出してくれる効果があります。
ただ、熱を加えると、カリウムの約30%程度が失われてしまうと言われていますので、サラダなど生のまま食べる料理が適しています。
バナナ、パイナップル、パパイヤといったような南国産のフルーツも、体の熱を下げる効果があり熱中症予防になると言われています。
また、食物繊維やビタミンもが多く含まれているので、疲労解消や夏バテ防止にもつながります。
熱中症予防を目的として、暑さ指数(WBGT)というものがアメリカで設定されました。
これは人体と外気との熱のやりとりに着目した指標で、人体に与える影響が大きい「湿度」「日射」など周辺の熱環境に、「気温」の3つを取り入れ、数値化しています。
この暑さ指数をもとに、猛暑日の日常生活の過ごし方の指針が作られていますので、ご紹介します。
高温の日が続く夏でも、できる限り涼しい場所を作るように努力しましょう。
暑さ指数(WBGT)は、28℃を超えると熱中症患者が著しく増加する傾向にあります
まもなく本格的な夏がやってきます。
楽しいイベントがたくさんある季節ですが、一方で思わぬトラブルに巻き込まれることも多くあります。
室内熱中症もそのひとつ。
「節電しないと……」という気持ちも分かりますが、室内熱中症対策も忘れずに心がけ、元気に楽しい夏を満喫しましょう!
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