海で育まれたもの同士には、目に見える以上のつながりがあります。
潮流、海水温、海底の環境…魚も昆布も、同じ海の循環の中で育まれる存在です。
天然魚の味わいを引き立てる料理を考えたとき、昆布の旨みや海藻の香りを合わせると相性抜群なのは、旨みの相乗効果に加えて「同じ海の循環の中で育まれた存在」であることが背景にあるようにも感じます。
料理という形で海の恵みを組み合わせると、魚のもつ力がよりくっきりと伝わり、海そのものを味わっているような豊かさが生まれます。
また、天然魚も昆布も、海水温の上昇や後継者不足により漁獲量に大きな打撃を受けています。海の恵みを扱う企業として、日本の食文化を守り育てていくためにも、様々な魅力や楽しみ方を発信していきたいと考えています。
今回の天然魚クエストでは、お送りいただいた天然魚から「海がくれる季節の恵み」を感じることができました。
■材料(2人分)
・イサキ(切り身) 100g
・絹豆腐 130g
・生姜(すりおろし) 小さじ1
・青ねぎ 5g
・卵 1個
・味付き刻み昆布(ふりかけ昆布) 6g
・サラダ油 適量
・(A) 料理酒 大さじ1
・(A) 塩 少々
・(A) 片栗粉 大さじ2
・すだち 適宜
■作り方
1.豆腐は水きりしておきます。
2.青ネギは小口切りにします。
3.イサキは細かく切り、叩いてミンチ状にします。
4.ボウルに1・2・3、生姜すりおろし、卵、ふりかけ昆布、(A)を加えて混ぜます。
5.フライパンに1cmほど油を入れ、熱して4をスプーンですくってやさしく落とし入れます。
6.両面を揚げ焼きにします。
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