切った花鯛と、真鯛のホイルにきのこを敷き詰めその上にそれぞれの鯛を重ねて置きます。バターを間にスライスして入れて、軽く塩をします。
ホイル焼きの作り方は特に特別な物はないので、今回は、お店のようなオシャレな包み方をご紹介です。
正方形のアルミホイルを2枚用意して
1枚は、下に敷いてその上に具材を載せます。
そしてもう1枚を上に乗せて、端から2回ずつ折りたたみます。これで出来上がりです。
写真の後ろのホイル焼きをご参考に是非お試しください。
魚焼きグリルで中火強〜強火で10分〜12分位
(片面グリル使用時)
出来上がりの目安はホイルが膨らんで来て、湯気が出てきたらOK。余熱で2分くらい置いておきましょう。
出来上がったらナイフをバツを描く様に入れて開けてください
酢橘をかけて、シンプルな味わいを感じることにしました。
● お刺身で食べ比べてみた違い
養殖の真鯛は、身が「コリコリ」としていて弾力があるものの、水分量がやや少なく、ややドライな印象でした。
一方、天然の花鯛は、明らかに鮮度が高く、
身が柔らかくてしっとり。噛むほどに甘みと旨みが広がりました。
お刺身の食感はコリコリした養殖の真鯛も美味しかったですが、味わいは、天然の花鯛の方が余韻がある美味しさでした。
●ホイル焼きで食べてみた違い
最初は違いが分かりづらかったのですが、
順番に 「天然 → 養殖 → 天然」 と食べ比べていくうちに、
その差がはっきりと感じられるようになりました。
特に天然の方は、甘み・旨みが際立っていて、香りにも奥行きがあり、
まるで“海の恵みそのもの”を味わっているような印象でした。
・サイズ:花鯛は小ぶり(20〜30cmほど)、真鯛は大きめ(40cm以上)
・色味:花鯛は黄色みを帯びたピンク、真鯛は赤みが強く華やか
・味わい:花鯛はあっさり上品でほんのり甘み、真鯛は旨みとコクがしっかり
・旬の時期:花鯛は春〜秋、真鯛は春(桜鯛)と秋(紅葉鯛)が美味しい季節
・価格:花鯛は比較的お手頃で家庭向き、真鯛は高級魚として扱われることが多い
とても新鮮で綺麗なお魚でした。
下処理は、バッチリ。本当に水分もなく、綺麗な状態で届きました。
天然の鯛は、見た目の透明感や香り、味わいのどれをとっても繊細で、
“自然の力”をしっかり感じさせてくれるおいしさでした。
一方で、養殖の鯛は身がしっかりしていて扱いやすく、調理にも安定感があります。
どちらにもそれぞれの良さがあり、
その日の料理や気分に合わせて選ぶのも楽しみのひとつ。
素材の違いを知ることで、食卓がもっと豊かになる気がしました。
今回の「マルカマさんのお魚クエスト」を通して、
天然と養殖について改めて考える良いきっかけになりました。
天然魚は新鮮で美味しい分、
お魚の大きさや種類もその時々によって異なり、
「この日にこのお魚を食べたい」と思っても、
希望通りに手に入らないこともある——。
でも、その“出会い”を楽しみに待つのもまた、天然魚の魅力だと感じました。
下処理もとても丁寧で、最上の状態で届き、
臭みもなく本当に美しいお魚でした。
年々水温が上がり、生態系の変化を感じる中で、
お魚の未来のためにも、少しでも温暖化を抑えられたらと
改めて思う機会にもなりました。
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