
これは日本でよく食べられる魚介類の変遷。(出典:水産白書)
つまり、非養殖→養殖。魚介類の消費量自体が半減しているなか、食べられている種類も変化しており、天然魚の消費量の減少はもはや崖。
魚介類の消費量半減て正気なのか。
そんなに減らしてるつもりはないぞ。
農林水産省によれば、「魚の消費量の減少は、調理の手間や価格が高く感じられることなどが要因と考えられます。」とのこと。
調理の手間?
価格が高い?
一旦受け入れます。
そして、検証してみました。
近くのスーパーで購入した【ヒラス】
297円/100g
週末のチラシに載っていた【牛肉】【豚肉】
国産牛肉(交雑種)切り落とし 398円/100g
豚肉かたロースしゃぶしゃぶ用 193円/100g
もちろん、魚・肉それぞれ種類によることは分かっていますが、魚だけが高いものではありません。
※全て税抜
【魚の塩焼き】
塩を振ってグリルに入れる。
多くのスーパーでは、丸物の魚のウロコとり、内臓処理をやってくれるはずです。それならほんとに、塩振るだけで塩焼き完成です。これは、魚好きを割り引いても手間ではないと確信できるはず。
うまそぉぉぉー!!
もう優勝です。
…でも、グリルの後片付けとか大変なんでしょ、と聞こえてきましたね。
これが焼いたあとの油です。
フライパンを洗うか、グリルを洗うか。
皮パリ、身はふっくら、しっとり。
程よい脂で至福。
魚ってゴミたくさん出るってイメージ。
今回、丸物の魚は袋に入っていました。トレイには入ってないです。実は、残るゴミって骨だけ。トレイの体積より少ないですよ。
確かに頭を落としたり、内臓や鱗の処理をしたりするのは大変だと思います。
また、お安いお肉に比べれば、魚は高いことも多く自然と遠い存在になるのも理解できます。
それでも、天然魚は自然が育ててくれた命を美味しくいただき、それなしでは生きていけない人間としての運命みたいなものを感じさせてくれるほぼ唯一の存在です。
これからも、美味しくて、安くて、簡単に調理できて、後片付けも簡単な天然魚との付き合い方をクエストしてお伝えできればなと思っています。
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