
マメアサガオは ヒルガオ科サツマイモ属 、北アメリカ原産の帰化種。一年草で、つる性の茎はよく分岐し、他のものに巻き付きながら数メートルにも伸びます。葉は長さ5~10cm、幅8cm以下の卵形~長卵形で、3裂することもあるなど形の変化が多い。
フェンスに巻き付き、まばらに咲く姿は美しいものの、控えめで目立たないため、気に留めないと見落としてしまう雑草です。
花は直径約15mmと小さく、1~3個つき、アサガオに似た花冠は上から見ると五角形。
朝に咲き、昼〜午後にかけて開花し、夕方には閉じてしぼんでしまいます。これはヒルガオ科の多くの小型アサガオに共通する特徴で、花の寿命は非常に短く、1日で終わる「一日花」です。
中には、2つ寄り添うように仲良く咲いている花もありました。
マメアサガオ(豆朝顔)の花は普通白色ですが、まれに淡紅色の花も見られます。雌しべは1本、雄しべは5本で、真っ白な花びらの中に紫色の雄しべが目立ちます。
清楚な感じで可愛いですよね~!
見上げると、つるはどこまでも這い上がり、巻き付いています。大豆畑などでは農作物に影響を与えるため、防除方法の研究も進められているそう。
マメアサガオの種子には毒があり、誤って摂取すると吐き気や下痢などの中毒症状を起こすことがあります。
高い位置のフェンスだけに巻き付いて開花している訳でなく、雑草ですので、所かまわず、地面などでも、開花していますよ。
可愛い豆朝顔ですが、種には毒があるので注意が必要です。花や葉を触ったり観賞する分には問題ありませんが、小さなお子さんやペットが種を口にしないよう気をつけてくださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように 最後まで読んでくださってありがとうございます。
・実は、子どもの頃に学校で育てたことも多いあの「朝顔」も、種子は、昔、駆虫薬や下剤として使われたことがあり毒性があります。ただし、朝顔も、豆朝顔も、花や葉を少しかじった程度で中毒を起こすことはほとんどなく、観賞して楽しむ分には問題ないそうです。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます