
関西万博の東ゲートでお出迎えしてくれるミャクミャク。しっぽの“目”をパチリ。
会期も残りわずかで、後ろ姿までなんだか愛らしく見えてきました!
韓国パビリオンは会場の「コネクティングゾーン 北東エリア」にあり、画像のミャクミャク像からもそう遠くはなく、大屋根リングの内側でアクセスも便利。
敷地面積は約3501平方メートルで、海外パビリオンの中でも最大級の広さなんですって!
韓国館は、伝統と未来技術、文化が融合した魅力的な展示が特徴で、館内は3つのエリアに分かれています。
第1展示館はAIと未来技術をテーマにした体験ゾーン。入り口で来場者が声を吹き込むと、AIがその声を加工し、人々の声がひとつの合唱曲として生まれ変わる、音楽体験が楽しめます。
入場前に、数か所設置されている、ボックスに、『あなたにとって、最も大切なものは何ですか?』という、問いに答えます。
最も大切なもの?
あなたなら、どう答えますか?
最も大切なものを答えてから、一定数の方が集まって入館します。
第1展示館では、暗闇の中で色彩豊かな光線が音楽とともに交わり、来場者に放たれます。
来場者ひとりひとりの声が集まり、自分の声が曲の一部になる体験は、他のパビリオンではなかなか味わえない特別なものです。
とても幻想的で迫力がありますが、お子さまには少し怖く感じるかもしれません。
2つめのエリアは、この画像のパイプに息を吹き込むと、あら不思議!
天井から吹きかけた息が、物体に変換されて現れるんです。
この部屋は無機質で落ち着いた空間ですが、科学とアートが融合したような感じといいますか、静かで小さな感動に包まれましたよ。
実は、私は、3つのエリアのうち、特に第3エリアが目当てだったんです!!2つ目の部屋にいながら、次の部屋が楽しみなので、心の中は、ワクワク状態でした!!
エリアの3つ目の内容はすでに熟知していましたが、実際に入館して、自分の目と耳で体感してみたかったんです!
私的には韓国の食べ物も楽しみですが、やっぱり韓国といえばドラマやK-POP!など、人気エンタメも気になりますよね。
この第3エリアは、映像・音楽・演出で構成された空間で、韓流ファンも大満足の内容になっていますよ(画像公開許可スタッフの方にいただきました)。
簡単にまとめると「祖父と孫」の心温まる物語です。
前のスクリーンだけでなく左右の画面も使い、物語が優しく進んでゆきます。
私の解釈も入っていますが、
祖父は2025年の現代に生きていて、孫のスヨンと一緒の時代を生き、関西万博も楽しんだりしていたけれど(孫の手にミャクミャクあり)、孫に届けたい楽曲を完成させられないまま亡くなった、という設定になっているよう。
2025年から、2040年にスヨンは女子高生になり、祖父の古い携帯を発見する!その中には、数々の写真とともに、未完成の楽曲が眠っていた。
祖父の残した未完成の楽曲を、孫が少しずつ未来の技術を使って完成。最後には完成した曲とともにダンスが繰り広げられます。
まるで自分もその物語の中に入り込んだような感動を味わえますよ。
未来って、こんな風になっているのかな、なんて、思わせてくれますよ!
実は昨年、母を亡くしました。
その後、アルバムを整理していると、母が今の私と同じ年齢だった頃、家族でオーストラリアへ行ったときの写真が出てきました。
写真の中の母は、コアラを抱いた私と姉の横で、楽しそうに微笑んでいます。
その姿を見ていると、母は亡くなったのに、まるで今もそこに生きているようで、悲しい心が、少しほっこり温かくなる瞬間でした。「死んだ」ととらえるのではなく、あの時間に自分の心の中で、タイムワープすれば、また会える~!そう思うような不思議な感覚、思考。
もしかしたら、母は私たちの想像を超えた、時間の制限のない世界や宇宙のどこかで、過去の時間軸の中で、生き生きと今も存在しているのかもしれない。
過去と未来がつながり、大切な人の想いが時を超えて届く~!
人によるとは思いますが、しっかりストーリーを知ったうえで見ていると、胸がじんわり熱くなる演出だと思います。
完成された曲とダンスには日本語歌詞もついていて、ネット上でも配信されています。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。曲と歌詞も、ぜひじっくり楽しんでみてくださいね。とても、素敵ですよ!
この情報が、誰かの心に届きますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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