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天然魚を味わう 神話にも出てくるお魚〜スズキ

天然魚を味わう 神話にも出てくるお魚〜スズキ
投稿日: 2025年4月20日 更新日: 2025年4月20日
閲覧数: 998
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シンプルライフを目指して捨て活中です。
ご近所で天然魚クエスト キャンペーンでいただいた花鯛とイサキをきっかけに
改めて地元の天然魚も味わってみようとスーパーへ行ってきました。
島根県中海産のスズキと境港産の鯖を調理してみました。

スズキは宍道湖の豊富な魚介類の中で
代表的なものを使った郷土料理、宍道湖七珍にも入っています。
宍道湖七珍… シラウオ、アマサギ、スズキ、コイ、エビ、シジミ、ウナギ
出雲神話の中では祝宴に大きなスズキが献上されたと言われています

鯖はお馴染みのお魚
山陰地方でもよく食べます。
島根県雲南市木次町は山に囲まれた中山間地域で、
海とは縁のない地域ですが焼き鯖が有名です。
なぜこの地域で焼鯖なのか。
それは、まだ交通の発達していない時代、
生魚を運べない奥の地域へ売りに行くために
当時の魚屋が鯖を焼き、
焼鯖にしたのが始まりと言われています。
鯖を1匹丸ごと串に刺して焼き上げた、豪快な逸品。
地元民が今も昔も愛してやまないソウルフードです。
そのまま食べたり
ちらし寿司に混ぜ込んでも美味しいです。

スーパーで天然魚を探してみました

スーパーで天然魚を探してみました

島根県は宍道湖、中海と美しい日本海に面しており豊かな漁場に恵まれています。
また境港も近いので魚介類は豊富な地域です。
冬になるとカニも有名です。

今回天然魚を探しに行ったのは地元の飲食店の方も利用するお店。
お魚の種類もたくさんありました。
輸入のもの、冷凍のもの、朝獲れのものから切り身まで揃っていました。
今回はスズキと鯖を購入してきました。

動画を見ながらお刺身にしてみました

動画を見ながらお刺身にしてみました

お魚のラベルのところにはQRコードが!
YouTubeでお魚の捌き方が丁寧に説明されています。
ちょっと大変なところもありましたが
動画のおかげでお刺身が出来上がりました。

弾力のある歯応えで
白身のあっさりと上品な旨みの中に
脂の甘みもあってとても美味しかったです。

調理サービスのある鮮魚コーナーや
お魚屋さんだったら
お刺身用におろしてもらうのもいいですね。
あとは切るだけで自宅で美味しいお刺身がいただけます。
小骨を切り取った部分はお吸い物に。無駄なくいただきました。

残りは下味冷凍にしました

残りは下味冷凍にしました

鯖も動画を参考にして2枚におろし
お味噌とみりん、酒を入れて味噌煮用、
塩麹とお酒を入れて塩麹漬け、
麺つゆとゆず少々で幽庵漬け風にと
保存袋に入れて冷凍にしておきました。

島根県のお魚事情

島根県のお魚事情

美しい日本海、中海、海水が混じる汽水湖の宍道湖。
豊かな漁場に恵まれた島根県でも
やはり消費者の魚離れに加え燃料費の高騰や
漁獲量の低迷、後継者不足など水産業も厳しい状況のようです。
島根県の漁業組合の資料によると
豊かな海を守るために海岸の清掃や
山に木を植える活動を行ったり
島根のお魚をもっと知って食べてもらえるよう
飲食店などや大手スーパーと提携した活動も行っているようです。

当然の事ですが
漁師さんたちは危険と隣り合わせのお仕事。
それなのにお魚のその背景を今までは深く考えず
商品のお魚としか見ていませんでした。
これからは
美味しい天然魚が食べられる環境に感謝して
獲れたお魚は無駄にならないよう美味しく食べて
山陰のお魚が美味しいことを
もっと全国の皆さんにも知ってもらえるようになったらいいと感じました。

コツ・ポイント

お魚の処理は後片付けが気になるところですが
我が家ではお魚の下処理の時にペットシートの上にキッチンペーパーを敷き
その上にまな板を置いて作業しています。
吸水シートのおかげで作業台の後片付けも楽になります。
出た生ごみはシートに包んでビニール袋に入れておくと臭い漏れも少ないです。


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