
豊かな海に囲まれた日本ですが漁業の衰退や後継者問題、流通の課題により、近い将来 食卓から魚が消えてしまうかも、、、。加えて、天然魚<養殖魚の時代。
そんな現状を打破すべく、日本の魚食・魚文化を広めたい&守りたい!未来の子どもたちにもおいしい魚を!と生まれた「天然魚クエスト」。
季節ごとの天然魚を家庭に届けることで、日本の魚事情に目を向けるきっかけをつくるプロジェクトです(今回の魚は下処理済みで届いたので安心でした!
今回、我が家に届いたのは「イサキ」と「花鯛」。ハナダイ、別名チダイとも呼ばれます。
少しお魚について調べてみました。
「イサキ」
⇒春から夏が旬/DHA・EPAが豊富/ビタミンD・ビタミンEも多く含まれる/骨離れが良い/臭みがない
「花鯛」
⇒エラブタが赤く尾びれの縁が黒くならないことで真鯛と区別できる/祝儀などに使われる/身が柔らかく水分が多い/大きくても30~40cm
お刺身やカルパッチョでも美味しいと思いますが、今回はアクアパッツアにしていただきます!
【材料】
・イサキ 1匹
・塩 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・ニンニク
・玉ねぎor ねぎ 1本
・しめじ 1/2株
・プチトマト 7個
・水 100ml
・お酒 or 白ワイン 50ml
・ローズマリー 1本
1)塩を振って10分ほどおき、余分な水分をふき取ります
2)フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを入れて弱火で炒めます
3)イサキを入れ両面焦げ目を付けます
4)ネギを食べやすい大きさにカットし、しめじは石づきを取ります。プチトマトはヘタを取っておきます
5)4)の具材と水、お酒、塩少々、ローズマリーを加えて加熱します
材料を入れて焼いて煮るだけで豪華な1品が完成しました。
食べてみると、ニンニクが効いていてイサキの出汁もたっぷり含んだスープがとっても美味しかったです。
固めの骨なので、食べる際にお子さんは気を付けなければいけませんが、脂が乗っているので子どもたちも美味しい美味しいと完食でした◎
花鯛の方は、オーソドックスに塩焼きにしてみました。
【材料】
・花鯛 1匹
・塩 小さじ1
・竹串 1本
・つまようじ 1本
・アルミホイル
1) 鯛に塩を振って20分程度おきます。余分な水分はキッチンペーパーでふき取ってください
2)背びれの根元につまようじを刺して引っ掛け、背びれが立つようにします
3)尾びれから竹串を打ち、中骨を通って突き出し、エラ付近でまた打ちます
4)尾びれに化粧塩を振ります
5)グリルで焼きます。背びれと尾びれが焦げないようにアルミホイルでカバーしてください
熱い内に串やつまようじを抜いたら完成です。
姿焼きは、尾びれがピンと跳ね上がるイメージで串を打つ「うねり刺し」をするそうです。
焼きたてを家族でいただいてみると、身がふわふわしていて美味しい!
小学生の娘は、いつも鯛の噛むとガシガシしてぱさついた感じがイヤと言って食べませんが、今回はやわらかくて美味しかったと言っていました。やっぱり子どもでもわかるんですね。
ちょうど長男の高校進学があったので、お頭付きでおめでたい雰囲気にもなりました。
いつもは刺身か切り身でしか食べない我が家でしたが、今回の「天然魚クエスト」キャンペーンのおかげで、お魚丸々1匹を料理して食べるという良い経験ができました。
子どもたちがあまり喜ばないから、魚の食べ方がわからないからと避けて出さないのではなく、一緒に食卓を囲んで食べ方を教えてあげたり、見せてあげたり。
そうすることで会話も増えますし、天然魚を調べてどんなお魚か知ること、美味しく命をいただく食育にもなりました。
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