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<芋がら>を後世に残したい!

<芋がら>を後世に残したい!
投稿日: 2025年2月6日 更新日: 2025年2月6日
閲覧数: 318
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<工房の女将さん>をやりながら<ラテン>を歌ったり<けったいなあみ...
<芋がら>を食べたことがありますか?
八つ頭や里芋などの茎の部分を乾燥させたモノなのですが…
食糧難の時にお芋の茎まで食べた!というイメージが強すぎて
どうも最近は完全に忘れ去られている様な気がします。
見た目、本当にコレが食べられるの?と思われるでしょうが、
実は食物繊維も多く抗酸化作用もあるので、昔から産後の女性は積極的に食べていたようです。

野菜の販売所とか道の駅などで見つけたら、是非一度食べてみてください!
サクサクした食感が何とも言えず美味しくて、私は大好きです!
このままでは生産者さんが無くなってしまうので、ご紹介させていただきました。

材料 (丼一杯)

  • 芋がら :2袋
  • コンニャク :1枚
  • 人参 :半本
  • 油揚げ :2枚
  • 砂糖、醤油、みりん :適量
  • だしの素(ほんだしのスティック) :半本
  • 大根の葉(青味に使いました) :少々

こんなのです!

こんなのです!

どう見ても食べられるものには見えません!

しばらくぬるま湯に漬けて、ざぶざぶ洗います!

しばらくぬるま湯に漬けて、ざぶざぶ洗います!

茶色く色が出てくるので、透明に近くなるまで良く揉んで洗います。
水分を含むとこんなに増えます!

小口に切ってから15分くらい下茹でします!

小口に切ってから15分くらい下茹でします!

どんどん膨らんできます!

コンニャクを乾煎りしたところに油を入れて良く炒めます!

コンニャクを乾煎りしたところに油を入れて良く炒めます!

コンニャクは芋がらに合わせて細長く切りました!

<芋がら>を良く絞ってから加え<油揚げ><人参>も入れて混ぜ合わせます!

<芋がら>を良く絞ってから加え<油揚げ><人参>も入れて混ぜ合わせます!

ひたひたにお湯を注ぎます!

ひたひたにお湯を注ぎます!

お湯は少な目に、濃い味付けがお勧めです!

砂糖、醤油、みりんで甘辛くお好みで味を付けてください!

砂糖、醤油、みりんで甘辛くお好みで味を付けてください!

顆粒状のだしの素(ほんだしのスティック)を少しだけ入れてみました。
<鶏肉>や<さつま揚げ>などを入れる時は、かつおだしは入れなくて良いと思います。

最後に大根の葉を青味に入れてみました

最後に大根の葉を青味に入れてみました

<絹さや>など青味が入ると美味しそうに見えます!

味が染みたら完成です!

味が染みたら完成です!

ゼンマイに似ていますが、このサクサク感は芋がらにしか無い美味しさです!

コツ・ポイント

芋がらのアクを抜くのがひと手間ですが、ザブザブ洗ってサッと茹でるだけなので
少し前にぬるま湯に浸しておけば簡単です!

茎の部分を干す前は<芋茎>(ずいき)と言って、梅酢で漬けたお漬物が有名です。

昔は先人の知恵で、芋がらは<血の道を通す>とか<古血を洗う>と言われ、
芋がらを食べると産後の回復が早いという言い伝えがあったそうです。

実際はわかりませんが、伝えていきたい日本の味であることは確かです!


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