スーパーの製菓材料売り場や調味料コーナーにあります。
もし、家にある重曹の賞味期限が切れてしまっている場合はアルカリ性が強くなっているので、お掃除用に使って、食品には期限内のものを使用することをオススメします。
鍋や深さのあるフライパンに水 400ml、重曹 小さじ1/2 を入れて沸騰させます。
沸騰したところに外皮を剥いて子房に分けた甘夏を入れて、1分~2分加熱します。
みかんやオレンジなど、薄皮の厚さによって若干時間が変わるのであくまで目安です。加熱時間のポイントは③を見て下さいね。
1分半後です。このくらいで加熱ストップ!
②との違いが分かりますか?
芯の部分以外の薄皮が薄くなり、重曹液もオレンジ色が濃くなっています(これは薄皮や実が溶けてきているから!なぜそうなるかは下記に)。
実がバラバラにならないように優しく。
冷水で洗いながら、残った薄皮を取り除きます。
芯の部分の分厚い皮が残っている場合は、この写真のように芯の部分を持って、左に軽く引っ張ると「つるん」と簡単に取ることができます。
種がある場合はここで取り除いて下さいね。
*みかんの場合はもともと薄皮が薄いので、洗うだけでOK。もし薄皮が残っていたら、同様に取り除いて下さいね。
全部薄皮を取ったら、よく冷やして下さい。温まったぬるいのは美味しくありません(笑)
重層(炭酸水素ナトリウム)が薄皮に含まれるペクチンを溶かすからです。もちろんペクチンは実にも含まれているので、長く煮ると実も溶けてしまいます。
なぜなぜをどんどん追及していくと、化学の専門的なことや細胞壁、細胞膜の構造・・・なんて領域になるので、小学生には少し難しいかもしれませんが、もしお子様が理科や実験が好きであれば納得いくまで調べてみるのもいい思います♡
重曹は苦味が残るので、よく洗い流して下さい。
みかんを子房に分けずに1個丸ごとする場合や、量が多い場合は水や重曹を倍量で。
ただし、1個丸ごとする場合は、子房と子房の間のくっついた部分の薄皮は取れません。
あまり日持ちしないので、出来るだけ早めにお召し上がり下さいね。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます