降雪時にエアコントラブルが起こる理由としては、以下の2つが考えられるとのこと。
① 室外機のファンが雪で埋まる
② 室外機の上や周りに雪が積もっていると、風通しが悪くなったり、溶けた雪が凍って室外機の熱交換器に張り付いたりする
上記の状態になると、エアコン暖房は正常な運転ができなくなる可能性があり、結果として「効きが悪くなる」などのトラブルにつながるんだとか。
このような事態を避けるため、エアコン暖房の雪対策として特に「室外機周辺の対策」が不可欠だそうです!
エアコン暖房を効率的に使うために、空気がスムーズに流れるよう普段から室外機周辺のスペースを確保しておくことが重要。
ファンの前や横に観葉植物や段ボールなどの障害物を置いていると、風を遮り、室外機の正面に雪が積もってしまう可能性が。
室外機周辺の風通しを良くするために、動かせるものはできるだけ片付け、上面にものを置くのもやめた方がいいようです。
自宅には室外機が2台あるのですが、そのうち1台の室外機の上にガーデニング用品など物を置いていたので…反省して片付け。
なるべく周辺に障害物を置かないように掃除を行いました。
大雪が降った後は、まず室外機の状態を確認!
雪が積もっているようであれば、周辺、特に吹き出し口前の雪を取り除く!
この時エアコンの電源は入れず、シャベルなどで吹き出し口の前が20cm以上空くように雪を取り除くのが良いそうです。
室外機の上に雪が積もっている場合、こちらもできれば取り除くのが良いそう。
ただし、室外機内部の雪には触らないこと!
室外機内部のフィンによって怪我をする恐れや、フィン自体を傷つけてしまう可能性があるんだとか。
また、雪を溶かすためにお湯や水をかけるのは厳禁!
かえって室外機の熱交換器に氷を発生させ、フィンの目詰まりの原因になることがあるそうです。
手っ取り早くお湯で溶かしてしまいそうだったので、この情報を知れてよかったです…!
ちなみに室外機の熱交換器に霜が付着すると、熱交換が十分に行われず暖房能力を発揮しにくくなるため、エアコンにはその霜を溶かすために、自動で「霜取り」を行う機能があることをご存知でしょうか?
「霜取り」時には、霜を溶かすためにあたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないよう暖房運転を短時間停止する場合があるのだとか。
少し時間を置くと通常運転が再開されるので故障とは思わず、「霜取り」運転中か確認することが大事だそう。
さらに「霜取り」中は、熱交換器があたたかくなっていて、室外機から湯気が出ることもあり、これも必ずしも故障とは言えないそうです。
気温が低い日、室外機から湯気が出ているのを目撃したことがあり、心配していたのですが、そのような理由だったとわかり、安心いたしました…!
室内のエアコン本体だけでなく、室外機にも気を配ることが故障を防ぐために大事なことだとわかりました。
雪が降る前に必ずチェックして、実際に雪が降ってきても焦らないよう、普段から備えておきたいですね!
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