お知らせ

お知らせがあるとここに表示されます

コメント

コメントがあるとここに表示されます

編集部からの連絡

編集部からの連絡があるとここに表示されます

カイヅカイブキの剪定時期や剪定方法【育て方ガイド】貝塚伊吹

カイヅカイブキの剪定時期や剪定方法【育て方ガイド】貝塚伊吹
投稿日: 2024年12月6日 更新日: 2024年12月5日
閲覧数: 5,521
0
author
植木屋革命クイック・ガーデニングは『庭木1本から頼める』創業20年の植...
生垣としても植栽されることが多いカイヅカイブキ。今回はカイヅカイブキの剪定時期と剪定方法についてご紹介します。
カイヅカイブキはビャクシン(イブキ)の変種であり、庭木や生け垣として広く利用されています。主幹は直立し、側枝はらせん状に伸びる特徴があります。春に伸びた枝を剪定することで、徒長を防ぎ、樹形を整えることができます。

1. カイヅカイブキの剪定時期

1. カイヅカイブキの剪定時期

カイヅカイブキの剪定は、4月~6月、そして10月から11月が適しています。特に新芽が出やすい4月中旬から5月中旬月が最適な時期です。新芽の5月が最適な理由は、新芽が生えたばかりで柔らかく、摘みやすいからです。また、この時期に強剪定を行っても新しい芽が出やすく、植物に与えるダメージが少なく済みます。

2. カイヅカイブキの剪定は必要?

2. カイヅカイブキの剪定は必要?

カイヅカイブキは風に強く、目隠しや防風林としても利用できる多機能な庭木です。しかし、定期的な剪定が必要です。放置すると大きくなりすぎて形が崩れ、病害虫のリスクが高まります。健康的な成長を促し、美しい形を保つためにはメンテナンスが不可欠です。適切な剪定を行うことで、その美しさと機能性を最大限に引き出すことができます。

3. カイヅカイブキの剪定に必要な道具

3. カイヅカイブキの剪定に必要な道具

・剪定ばさみ: 細かい枝を切るために使用します。
・刈り込みばさみ: 広範囲の枝を一度に切るのに適しています。
・ノコギリ: 太い枝を切る場合に必要です。
・園芸手袋: 手を保護するために必須です。
・電動バリカン: 生垣の剪定に効率が良いので役立ちます。

≪あると便利な道具≫
・高枝切りバサミ: 脚立を使わずに高い枝を切ることができます。
・保護メガネ: 剪定枝の落下や裁断時の細かな塵から目を保護します。
・ビニールシートや新聞紙: 剪定後の枝葉を集めるために敷きます。
・ゴミ袋: 剪定後の枝葉をすぐに片付けるために使用します。
・ちりとりやほうき: 剪定後の掃除をスムーズに行えます。
・脚立: 高い場所の枝を剪定する際に便利です。

≪脚立を使用する際の注意点≫
・安定した足場: 脚立を使用する際は必ず平らで固い安定した足場を確保してください。
・取り扱い説明書の確認: 脚立の取り扱い説明書を確認し、脚立が倒れないよう十分に注意しましょう。
・安全第一: 慣れていない作業は大きな怪我につながる可能性が高いため、少しでも不安を感じる場合は自身で作業を行わず、業者へ依頼することをおすすめします。

4. カイヅカイブキの剪定方法

4. カイヅカイブキの剪定方法

1. 適切な時期を選ぶ
2. 必要な道具を準備する
3. 剪定の基本手順
①枯れた枝や病気の枝の除去: 枯れ枝や病害虫に侵された枝を取り除きます。
② 形を整える:カイヅカイブキは自然に円錐形に成長するため、その形を保つように剪定します。外側の枝を少しずつ切り詰めていきます。
③芽摘み:新しい芽が10cm以上になったら、手で摘むかハサミで切り落とします。新芽は柔らかく、摘み取りやすいです。
④切り戻し:内側の枝にも日光が当たるように、枝を短く切り戻します。これにより、病害虫を防ぎます。
⑤高さの調整:高さを抑えたい場合は、目標の高さの10cm下で芯を切り、その後、上部の葉を揃えるように刈り込みます
⑥横幅の調整:横幅を小さくしたい場合は、葉を残しながら枝を切り詰めます。新芽が出たら、その部分まで再度剪定が必要です。

5. カイヅカイブキの剪定で切るべき枝

5. カイヅカイブキの剪定で切るべき枝

・枯れた枝や病気の枝: これらの枝はカイヅカイブキの健康を損なうため、早めに取り除きます。
・混み枝: 風通しを悪くし、病害虫の発生を促すため、間引いて風通しを良くします。
・逆さ枝: 幹の内側に向かって伸びている枝で、樹形を乱すため取り除きます。
・からみ枝: 他の枝と交差している枝で、摩擦によって傷がつきやすく、病気の原因となるため切り落とします。
・先祖返りした枝:白っぽくてトゲトゲした葉が出ている枝は、見つけ次第根元から切り取りましょう。
・形を乱す枝:突出している枝や不格好な枝は全体の形を整えるために剪定します。

6. カイヅカイブキを剪定するときのコツ

6. カイヅカイブキを剪定するときのコツ

カイヅカイブキは、早めに飛び出した芯芽を摘み取ることが最も効果的です。新芽をはさみで切ると、鱗片の一部が残り、細かく枯れたように見えることがあります。しかし、これは一時的なもので、2ヶ月もすれば元の緑色に戻ります。小さな木の場合は、こまめに指先で摘み取ることで、青々としたカイヅカイブキを維持することができます。

7.カイヅカイブキを剪定するときの注意点

7.カイヅカイブキを剪定するときの注意点

カイヅカイブキの強剪定は、古い枝から新芽が出なくなるリスクがあるため慎重に行います。また、病気や害虫の侵入にも注意が必要です。剪定は成長期の春から秋にかけて行うのが理想的で、特に新芽が出る5月頃が最適です。

8. カイヅカイブキの育て方のポイント

8. カイヅカイブキの育て方のポイント

・適切な場所: 日当たりが良く、風通しの良い場所が最適です。
・土質: カイヅカイブキは、水はけが良く、石灰岩質で肥沃すぎない土壌が好ましいです。
・肥料: カイヅカイブキには、2月と8月に化成肥料を与えると良いです
・乾燥対策: 植え付け後の水やり、マルチング、夏の追加水やりが重要です
・病害虫対策: 赤星病の対策にはビャクシン類をナシやリンゴの近くに植えないようにし、4月に防除剤を散布します。乾燥するとハダニが発生しやすく、風通しが悪く埃っぽい環境ではカイガラムシが増えます。必要に応じて殺虫剤を使用しましょう。

9. まとめ

カイヅカイブキの剪定は、木の健康を保ち、美しい形を維持するために不可欠です。定期的な手入れと適切な育て方で、1年を通して美しい緑色の葉を楽みましょう。自分で行う剪定作業に不安がある場合は、業者に依頼して適切なお手入れをしてもらうことをおすすめします。


植木屋革命クイック・ガーデニングさんのおすすめ情報

SNSでシェア





プレゼント&モニター募集