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【11月の道端の雑草】ギョギョッ!「コミカンソウ」の『みかん』のような果実に異変が!

【11月の道端の雑草】ギョギョッ!「コミカンソウ」の『みかん』のような果実に異変が!
投稿日: 2024年11月29日 更新日: 2024年11月29日
閲覧数: 10,446
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大阪在住の料理愛好家。日常の小さな喜び(宝物)を大切にしながら暮ら...
寒い11月になっても、やたら元気な雑草があるのですが、よく観察してみたらとても面白かったので、皆様にもご紹介させていただきますね。

この植物は「コミカンソウ(小蜜柑草)」です。別名キツネノチャブクロ(狐の茶袋)

この植物は「コミカンソウ(小蜜柑草)」です。別名キツネノチャブクロ(狐の茶袋)

コミカンソウは、コミカンソウ科コミカンソウ属の一年草。ごく普通に、道端に生える雑草です。トウダイグサ科に含められていましたが、現在は、コミカンソウ科とされています。似た仲間にヒメミカンソウ、ナガエコミカンソウ他があります。

こちらは10月に採取した時の画像です。オジギソウの葉にも似ていますよね

こちらは10月に採取した時の画像です。オジギソウの葉にも似ていますよね

少し道端で採取して水につけると、「コミカンソウ」はこんな風に上側に葉を閉じ、就眠運動をします。日が暮れると枝の先に向けて葉を折りたたんで就眠します。

葉の裏には、直径2~3mmほどのみかんのような小さな果実が可愛くついていますよね!

葉の裏には、直径2~3mmほどのみかんのような小さな果実が可愛くついていますよね!

花期は主に8月(10月でも開花している)。コミカンソウの花言葉は「秘めた意思」

花期は主に8月(10月でも開花している)。コミカンソウの花言葉は「秘めた意思」

花は直径1~2mmと小さいそうです。コミカンソウの花言葉は「秘めた意思」!とても素敵な花言葉ですね!

結実期は9月~10月!『コミカンソウ』という名が本当にぴったりな雑草ですね!

結実期は9月~10月!『コミカンソウ』という名が本当にぴったりな雑草ですね!

果実は、青から、みかんのように、美味しそう黄色っぽくなった後、どのようになるか観察し続けたら…

なんと…

こんな風に、紅葉しているみたい、赤っぽい実になったよ!

こんな風に、紅葉しているみたい、赤っぽい実になったよ!

なんだか、気持ち悪いですね~!ぎっしりついていますよ。

これだと、みかんが実っているようには見えません。

花がすべて、果実になっていったのですね!

花がすべて、果実になっていったのですね!

調べてみたら、実が赤くなるのが特徴で、この状態が普通らしいです。

11月だけど、まだお花がほんの少し開花していますね!

11月だけど、まだお花がほんの少し開花していますね!

もう、実をつける空間もないというのにね!

一列には並ばず、ガタガタです。

気持ち悪いようで可愛いようで…人によって感じ方が変わってきそうな、個性的な実ですね!

気持ち悪いようで可愛いようで…人によって感じ方が変わってきそうな、個性的な実ですね!

人体に対する毒はないようなので、ひとまず安心ですが、これだけ実をつけるとなると、子孫を沢山残しそうですね。調べてみると、引き抜く時に実がこぼれて駆除がやっかいになるとか(実が落ちると来年には芽吹くそう)。駆除するなら、できるだけ早めが良いようですね~。コミカンソウは繁殖力の強い雑草で、放っておくとどんどん増えていくようです。

この場所では、来年もたくさんのコミカンソウが自生することでしょう。

寒くなってくると、もみじだけでなく、雑草も赤っぽくなるものがあり、季節の移り変わりを感じます。興味を持たれた方は、観察してみてくださいね。

こちらの情報が誰かの助けになりますように…。
最後まで読んでくださってありがとうございます。


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