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【11月道端の有毒雑草】お子様注意!ホオズキ(鬼灯)をつける妙な雑草の正体とは?鬼灯の怖さとは?

【11月道端の有毒雑草】お子様注意!ホオズキ(鬼灯)をつける妙な雑草の正体とは?鬼灯の怖さとは?
投稿日: 2024年11月2日 更新日: 2024年11月2日
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大阪在住の料理愛好家。日常の小さな喜び(宝物)を大切にしながら暮ら...
道端にひっそりと自生している雑草は、可愛い黄色い花とホオズキのような果実をつけています。お子様が興味を持ちやすい特徴ですね。

ホオズキは「鬼灯」とも書かれ、その名前には少し怖い印象があります。この雑草と流通している観賞用ホオズキの果実の違いや怖さについて、私が調べたことをまとめました。

この植物は、ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」の仲間の「ホソバフウリンホオズキ」か「アイフウリンホオズキ」です。

この植物は、ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」の仲間の「ホソバフウリンホオズキ」か「アイフウリンホオズキ」です。

以前調べた「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」についてお話しします。一般的に知られているのはヒロハフウリンホオズキで、今回見つけた雑草はその変種のようです。

「ヒロハフウリンホオズキ」は別名「センナリホオズキ(千成鬼灯)」とも呼ばれ、熱帯アメリカが原産のナス科センナリホオズキ属の一年草です。近縁種としてホオズキがあります。

どうして、「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」の変種だと思ったのか?→こちらは、花が淡黄白色で『花の中央に褐色の斑』がない!

どうして、「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」の変種だと思ったのか?→こちらは、花が淡黄白色で『花の中央に褐色の斑』がない!

ヒロハフウリンホオズキだと思った花が実際には違っていて、雑草の識別は本当に難しいですね。お花はヒロハフウリンホオズキに似ていますが、大きなあざのような模様がないのが特徴です。

調べてみると、アイフウリンホオズキやホソバフウリンホオズキも非常に似た見た目の仲間で、ホソバフウリンホオズキは細長い葉を持ち、花が一回り小さく、中心付近に茶色い模様がありません。ヒロハフウリンホオズキとホソバフウリンホオズキの中間的な形態がアイフウリンホオズキと呼ばれています。

今回の雑草は、「ホソバフウリンホオズキ」か「アイフウリンホオズキ」ではないかと思います。

「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」の仲間は有毒!

「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」の仲間は有毒!

「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」は『毒』がありますが、その仲間も毒がありますよ。

その毒性は?実は、鑑賞用のホオズキは毒があり注意が必要!

以前もご紹介しましたが、観賞用のホオズキにはアルカロイドという有毒成分が含まれており、口にすると腹痛などの中毒症状を引き起こす危険があります。

ヒロハフウリンホオズキも同様にアルカロイドを含んでいるため、口に入れないよう注意が必要です。この植物にも観賞用のホオズキのような丸い果実が入っていますが、熟した果実を除き、根、茎、葉、種子、未熟な果実は非常に有毒です。

中毒症状としては、悪心、嘔吐、下痢があり、重症の場合は便に血液が混ざることもあります。死亡例はまれですが、可能性はゼロではありません。

蕾です。

蕾です。

繁殖期は7~10月ですが、撮影したのは11月に入ったばかりの頃です。蕾は下向きにあり、小さな淡黄色の花も下向きに咲きます。

慎ましやかで美しい蕾ですね。

花言葉は、「可憐な愛」「恋の悩み」「誠実」。花冠は五角形で、中心付近には茶色い模様がありません。

花言葉は、「可憐な愛」「恋の悩み」「誠実」。花冠は五角形で、中心付近には茶色い模様がありません。

今回紹介した雑草は、「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴鬼灯)」の変種なので、「ヒロハフウリンホオズキ」の花言葉をご紹介しています。

花言葉の「可憐な愛」「恋の悩み」「誠実」からくるイメージは、ダークなイメージとは程遠いですね。毒があるなんて、思いもしません。花は本当に、可憐で可愛いですよね!

特にこちらは「ヒロハフウリンホオズキ」と違って、お花の中にあざのような茶色い模様がないので、可憐なお花に見えますね!

花が終わると、やがてホオズキに似た果実がつきます。

花が終わると、やがてホオズキに似た果実がつきます。

花後果実が大きく膨らんで袋状になり、その中に丸い果実が1個できます。ホオズキの名の通りホオズキに似た実を付けます。しかしこちらは、ホオズキと違って赤くなりません。

お子様が好奇心をそそる仕掛けが隠された雑草です!

大人は見かけても「ホオズキに似ているな」と思うだけですが、お子様が見ると、この袋を水に浮かべたり、風船のように遊んだり、中を開けてみたりと、好奇心をくすぐる遊び方がひらめいたりするかもしれませんよ!お家の近くで見かけたら、気をつけてあげてくださいね!

こちらの情報が誰かの助けにつながりますように…。
最後まで読んでくださってありがとうございます。

コツ・ポイント

•食用のホオズキでなく、鑑賞用のホオズキにも毒性があります、ホオズキのような実をつける雑草には気をつけた方が良いですよ!お子様が面白がって遊ばないように注意喚起してあげてくださいね。


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