日常的なデスクワークが引き起こすメンタルへの影響について、教えてくれたのは早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授の岡 浩一朗先生。
日本人の多くが座りすぎの傾向が顕著で、1日8時間以上座っている人の割合は男女共に30%以上。
1日の座位時間が8時間の場合、抑うつ傾向のリスクが20%増加してしまうんだそうです。
さらに座りすぎは仕事の効率を下げ、やりがい不足も引き起こすのだとか。
30分に一度、3分ほど低強度で歩くだけでも、時間経過に伴う疲労感を大きく減少させることができるそう。
ドアやコピー機、トイレなどに遠回りして行く、昇降デスクやウェアラブルデバイスを有効活用する、ランチは外へ食べに行くなど、強度は弱くてもこのようなブレイクを頻繁に取ることが大事だそうです。
そんなデスクブレイクにおすすめの、簡単手軽にオフィスや自宅でできる、エクササイズをアシックス ランニングクラブ コーチの池田美穂さんが教えてくれました!
①鼻から吸って口から吐く呼吸を意識しながら背伸びをする
②そのまま左右の体側を伸ばす
③前から後ろへ腕をぐるぐる回し肩甲骨をほぐす
④肩をぐるぐる回す
⑤机や壁に手を付き片膝を曲げて後ろから足の甲を掴んで前ももを伸ばす
⑥手足をぶらぶらさせる
以上のことを、呼吸をきちんとしながら行うことが大事だそうです。
ついついデスクブレイクを忘れてしまう…という人には、アプリで管理するのもおすすめ。
アシックスのフィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper」では10月31日まで「The Desk Break Runkeeper Challenge」が行われています。
アプリの中でチャレンジに参加し、10月を通して毎週3回、仕事の合間に15分のアクティビティを記録するというもの。
アプリでは経過時間を教えてくれたり、消費カロリー数がわかるので、楽しく運動に取り組むことができます。
ポジティブな気持ちで仕事に取り組める効果もあるというデスクブレイク。
この機会に、ぜひ一度座りすぎを見直し、適度に身体を動かすことを意識してみてはいかがでしょうか。
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