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乾燥によるかゆみが増す冬場への備えは今から行うことが大切!毎日の正しい全身のスキンケア方法をご紹介

乾燥によるかゆみが増す冬場への備えは今から行うことが大切!毎日の正しい全身のスキンケア方法をご紹介
投稿日: 2024年9月30日 更新日: 2024年9月30日
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スタイリスト タレントさんのメディア出演時、webサイト、ライフスタイ...
秋冬に向かっていくにつれて気になるのが乾燥。特に乾燥による全身のかゆみは毎年悩みの種…という人も多いのではないでしょうか。
実は乾燥によるかゆみの対策は冬になってからでは遅く、今から備えておく必要があるんだそう…!
どうしたら乾燥によるかゆみを抑えることができるのか、キッセイ薬品工業株式会社が主催する透析患者さんのかゆみとスキンケアを考えるセミナーに参加する機会がありました。その中で、透析を受けていない方々のかゆみ対策にも活かせる点があったのでご紹介します。

正しい入浴・シャワーの方法

かゆみを抑えるスキンケア方法を教えてくれたのは、医療法人あかね会 大町土谷クリニックの高橋 直子先生。
まず大前提として、皮膚を清潔に保つことが必要なんだそう!
下記のポイントに注意して入浴&シャワーを行ってみてください。

・ 汗や汚れは速やかに落とす。しかし、強くこすらない。
・ ナイロンタオルや硬めのタオルの使用を控える。
・ 石鹸・シャンプーを使用するときは洗浄力の強いものは避ける。
・ 石鹸・洗浄剤をよく泡立てて、泡を手のひらに取り優しく洗う。
・ 乾燥の強い部位への石鹸・洗浄剤の使用は最小限にとどめる。
・ 石鹸・シャンプーは残らないように十分にすすぐ。
・ かゆみを生じるほどの高い温度の湯は避ける。
・ 入浴後のほてりを感じさせる沐浴剤・入浴剤は避ける。

とにかく洗いすぎないことが大事で、ボディソープ類の使用は週に1度程度でも構わないのだとか。シャワーをかけるだけで大抵の皮膚の汚れは取れるのだそうです。
また、高い温度のお湯は気持ちが良いのですが、かゆみがリバウンドしてしまうことも。
40℃程度のお湯に留めておいた方が良いとのことです。

正しい保湿剤の塗り方

正しい保湿剤の塗り方

入浴やシャワー後には皮膚の保湿や保護を目的とする、使用感の良い保湿剤を継続して使用することも大切。
着替えるとき、かゆみや乾燥が気になる時、入浴後など、1日1回は必ず塗るようにし、かゆみがひどい時は塗る回数を増やすことも必要なんだそう。
また、保湿剤は1年中使うことが重要で、継続することで、冬への蓄えができるんだそうです!

保湿剤を塗る時の注意点
・手を洗って清潔にする
・保湿剤を塗る部位の数ヵ所に置く
・手のひら全体でやさしくのばす(ゴシゴシすり込むのはNG)
・タテ方向にのばすのではなく、皮膚の溝(きめ)にそってヨコ方向に塗る
・ティッシュが貼りついて落ちない位のイメージで、肌がしっとりして少し光って見える位までたっぷり塗る

かゆみを抑えるために見直したい日常生活の過ごし方

環境整備も重要になってくるかゆみ対策。
下記のポイントをチェックしてみてください!

・室内を清潔にし、適温・適湿を保つ。
・ 新しい肌着は使用前に水洗いする。
・ 洗剤はできれば界面活性剤の含有量の少ないものを使用する。
・洗剤は十分にすすぎ落とす。
・ 爪を短く切り、なるべく掻かないようにする。
・ 手袋や包帯による保護が有効なことがある。
・ 過度の太陽光への曝露は避け、帽子の着用や日焼け止めを使用する。

また、かゆみを感じた時の皮膚を傷つけない掻き方として、
・爪を立てずに背側で内から外へ向けて動かす
・軽くたたく
・服の上からかく
ことに注意すると良いそうです。

コツ・ポイント

顔と同じく、毎日のスキンケアが大切な全身のかゆみ対策。
入浴後に習慣化することが大事だといえそうです。
今は様々な種類の保湿剤が発売されているので、自分にあったものを選択して、無理なく対策してみてはいかがでしょうか。


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