私の息子が通っていた学校は、中高の6年間お弁当が必須でした。朝が弱い私は、毎朝5時に起きるだけで、もうヘロヘロ。起きたばかりだと目もよく見えず、調理が危険に思えることもありました。
それを救ってくれたのが、ホットクックです。
夜、寝る前に「1人あたり100gのお肉」と、「たっぷりの野菜、調味料」を入れて、タイマーをセットして寝るだけ。起きたらお弁当スープが完成している状態に!
「スープジャーを熱湯消毒し、スープを注ぐ」
これだけで野菜いっぱいの栄養満点で立派なおかずが完成です。あとはご飯を添えればOK。
朝に調理をしなくていいということ、食中毒の心配を比較的心配せずにすむということで、体力的にも精神的にも大きく救われました。
息子からも好評だった豚肉のスープ。豚こま、きのこをたっぷり入れて、鶏がらスープとお酢でこっくりとした味わいに。仕上げに溶き卵を入れると栄養満点です。豆板醤を入れても美味しいですよ。
大学に入るまで息子が使っていたスープジャー。傷だらけの容器、ヨレヨレの保温バッグを見ると「あの頃は頑張ったなぁ」と懐かしく思います。
「家にいるのだから、ごはんは比較的楽に作れるのでは?」と思われがちな在宅勤務ですが、そうはいかないのが現実です。
私の場合は「仕事に集中していたら、あっという間にごはんの時間。ごはんが終わったら、また仕事……」と、頭を切り替えるのが大変だなあと感じていました。
ホットクックを買ってからは、休憩時間にポイポイと材料をいれて予約しておくだけでいいので、スケジュールの過密感がなくなり、気持ちに余裕を持てるようになりました。
「煮ているとき、コンロの前にいなくていい。火加減を気にする必要がない」
「作りはじめの時間を気にしなくていい。最大15時間後まで予約できる」
ホットクックを使い始めてから、この2点の重要性に気づかされました。
左:最初に購入したKN-HW24F-R 右:最新機種KN-HW16H-B
最新機種のKN-HW16Hは、夫婦2人の生活にベストフィットしつつ、4人前まで調理できるので息子が帰省してきたときにも大活躍。いいとこどりのサイズだと思います。
まずは、我が家でヘビロテしている神レシピを新機種で作ってみましたよ。
私のオリジナルレシピで、「もっと簡単にロールキャベツの味を楽しみたい」と思ったのがレシピ作成のきっかけです。
【材料(2人分)】
キャベツ:1/4個
【肉団子の材料】
牛ひき肉:200g
玉ねぎ(みじん切り):1/4個
卵:1個
粉チーズ:30g
エルブドプロバンス:小さじ1/4(なければブーケガルニや、他のハーブでも)
【ソースの材料】
ホールトマト缶(あらく潰す):1缶(200g)
にんにく(みじん切り):1かけ
コンソメ:大さじ1
塩こしょう:少々
1:ソースの材料を全て混ぜ、ホットクックに入れる。
2:肉団子の材料を全て混ぜ、成型してホットクックに入れる。
3:キャベツを半分に切って肉団子の上に乗せる。
4:メニューを選ぶ →カテゴリーで探す→煮物 →野菜→ロールキャベツ→スタート。
キャベツの柔らかい芯は甘くなるので、つけたままで調理します。
肉団子は、今回は4等分にしましたが、2等分でもジューシーで美味しいです。また、余裕のないときには団子にせず、内釜の真ん中に盛るだけでも大丈夫ですよ。
究極に手抜きだけど豪華(豪快?)に見える料理で、家族からも大好評の我が家の大定番レシピです。
次に「チンジャオロースー」をご紹介したいと思います。これは新搭載の「パパっとおかず」という機能を使って作ることができる新メニューです。
我が家では非常に好評で、既にヘビロテしているのですよ。
【材料(2人分)】
焼肉用牛肉(8mm幅の細切り):150g
ピーマン(8mm幅の細切り):4個
たけのこ水煮(細切り):100g
しょうが(せん切り):1/2かけ(5g)
A
しょうゆ:小さじ1/2
酒:小さじ1/2
片栗粉:小さじ1
こしょう:少々
B
しょうゆ:大さじ1
砂糖:小さじ1
ごま油:小さじ1
オイスターソース:小さじ1
【作り方】
1:まぜ技ユニットを本体にセットする。
2:牛肉にAをもみこんでおく。
3:内鍋に野菜の半量、2の牛肉の半量、残りの野菜、残りの牛肉、Bの順に入れて、本体にセットする。
※牛肉は重ならないように広げて入れてください。
4:メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→パパッとおかず→チンジャオロースー→スタート。
5:加熱後、全体を混ぜる。
こちらが加熱直後。
今回は焼肉用の牛肉が売り切れていたので、ステーキ肉(おつとめ品)で作りました。味付けはレシピ通りに作っており、まるでお店のような美味しさです!
次回はぜひ、豚肉でも試してみたいです。
私が新機種を使ってみて「本当に嬉しいな」と感じたのは新搭載の「パパッとおかず」です。2人分のおいしいおかずが短時間で作れるのは画期的ですね。
帰ってくるのが予定より遅くなってしまった日にも、あっというまにおかずが出来上がるという素晴らしさ。自分も家族も待たずにすむのが嬉しいですし、「主菜をホットクックにまかせて、そのあいだに副菜を作る」など、短い時間で充実した夕食を用意することができます。
30メニューある「パパッとおかず」の中で、私が特に気に入っているのは、さきほどご紹介した「チンジャオロースー」に加えて「たことズッキーニのバター炒め」。
「たことズッキーニのバター炒め」の調理時間は、たったの10分。食材全体により速く熱を伝えることで、炒め物の調理時間が短くなっているそうですが、そのおかげで「シャキッとさせたいものは、シャキッと」食感が残りやすくなっている気がします。
新機種の良い点はまだあります。シンプルに、お手入れがしやすいのです。
これまで使っていた機種では、本体底の熱板(内鍋との接触部)に焦げつきができてしまうと、なかなか取れませんでした。新しい機種ではこの部分にコーティングがなされており、固くしぼった濡れふきんでさっと拭くだけできれいになります。
これはユーザーの声を反映したものなのだそうです。実際に使っているユーザーの困りごとをすくい上げ、アップデートに繋げてくれるのは嬉しいですね。
この記事を書いている途中で、私は誕生日をむかえ、48歳になりました。
誕生日のディナーは、どうしよう? と考えながら、新しい公式メニューブックを読んでいたら「2段調理 イタリアンセット」というものが目に入りました。
2段調理とは、内釜の上に蒸しトレイをセットする調理のことで、一度に2種類のおかずを作ることができます。
30分で仕上がったのがこちら。アクアパッツァと、ポテトサラダです。
(アクアパッツァって難しい料理なのでは?)と思っていたのですが、簡単にできて驚きました。この2品に生野菜のサラダやスープを合わせ、ゆったりと誕生日のディナーを楽しむことができました。
余談ですが、一人暮らしを始めた息子にも、1~2人用のホットクック(KN-HW10G-B)を持たせたところ、「肉じゃが」や「カレー」を作って楽しんでいるようです。ラインナップが広く、世帯人数に関係なく使えるところもホットクックの魅力だと思っています。
新しいメニューが開発され、機能も進化し続けるホットクック。
これからもずっと愛用したいです!
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