カ(蚊)は、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科に属する昆虫です。
様々な種類の蚊が世界中に存在し(イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など35属、約2,500種~約3,000種)、うち日本には100種程度だそう(東京都福祉保健局による)。
蚊は血液を吸う吸血動物で、噛まれるとアレルギー反応を引き起こし、痒みや不快感を伴います。また、一部の種は病気を媒介する衛生害虫です。
メスの蚊は卵の発達に必要なタンパク質を得るために血液を吸います。一方、オスの蚊は血液を吸いません。
蚊に血を吸われることは、蚊の繁殖を助けていることに繋がります。
蚊を寄せ付けない色は、白や淡い色です。蚊は視覚的に白黒の世界を認識しているため、これらの色は蚊にとって目立ちにくく、結果的に刺されにくくなるそうです。
昆虫の視覚は私たちの視覚とは異なり、同じ世界でも異なる色合い(明暗)で区別しているようです。
逆に蚊を寄せ付ける色は、蚊がモノクロで見て見やすい色→黒や濃い色です。
汗をかいてその汗が蒸発すると、蚊はそのにおいや体温の変化に反応して、刺されやすくなります。蚊は体温、呼気に含まれる二酸化炭素、汗のにおい、皮膚の水分、体の動きなどを頼りにターゲットを探しています。
夏場は、黒い服は特に熱を吸収しやすく、汗をかきやすいため刺されやすくなります。熱を吸収する黒は、夏場は暑く、白と比較すると表面温度は10~15℃も高くなるそうですよ。
夏場は、気温が下がり始める夕方から朝にかけて、蚊が特に活発に活動することが多いです。蚊が快適に活動できる気温は、種類によって異なりますが、一般的には20℃~30℃とされています。
蚊が苦手とするものには風と雨がありますが、生い茂った木の下や屋根のある場所では、雨の日でも活動していることがありますので注意が必要です。
また、蚊は雨が上がった後に活発になります。雨の間は血を吸うことができずお腹が空いているため、屋外活動をする際には特に注意が必要です。
蚊に刺されないためには、肌の露出を抑え、蚊よけスプレーや蚊よけリングを活用するのが一般的です。それに加えて、着用する服の色も重要であることが分かりましたね~!
夏には「白」が見た目の爽やかさだけでなく、蚊対策としても理にかなっていることがわかりました。蚊に刺されやすい方は、白服と黒服なら、黒い服は控え、ぜひ白い服を着用してみてください
この情報が皆様のお役に立てることを願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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