すいかの皮付近の野菜っぽさを感じる甘み少なめスポット。
実は私は子どもの頃から、そこが好きでした。
もちろん甘くてジューシーな果肉も美味しいけれど、それとは違った美味しさが。
母にお願いして、定番のすいかの皮の浅漬けを作ってもらっていたな〜。
すいかの皮付近、悲しいことに我が家では不人気。
好き嫌いのない息子に、一度だけすいかの皮の浅漬けを出しました。
「いやいや。そもそも、すいかの皮の味が好かんのよ。」
皮まで食べる必要あるん?的な空気感での発言を受け、それ以降すいかの浅漬けレシピはお蔵入り。
なので、私は敢えて皮にちょっと果肉を多めに残し、さらにそこをカットしてひとりその味わいを楽しんでいました。
↑結構、稀なタイプかもと自覚あり。
すいかの皮を目の前にして、息子にもこの皮付近を「美味しい」と言わせてみたい。
と、今年の夏はなぜかそんな気持ちになってしまった。
息子が好きそうな味付けにしてしまおう。
まずは皮を薄く切り、取り除く。
果肉部分を小さめにカットして、調味料が絡まりやすくしよう。
・塩…適量
・醤油…適量
・酢…適量
・ごま油…適量
まずはこの調味料を選定。
分量を計ったりなんかはしない。
塩はひとつまみ程度で、あとはタラ〜っとひと回しするぐらい。
混ぜる。からの味見。ウマイ!
そもそも、皮付近が好きな私なのでそりゃウマイはず。でも、これなら息子はまだ食べないだろう。
・焼肉のたれ…適量
・すりごま…適量
コクが足りないと思ったので、この2つも追加してみよう。
これも、分量は計らない。
混ぜて味見をしてみたら…。
おぉ!これはイケるかもしれない!!
・砂糖…適量
でも、これは一発勝負。保険をかける意味でも、念のために気持ち程度を足しておこう。
これは、イケそうな予感。
いざ!半信半疑の息子が試食。
「……。うん。」
おっと、どっち?どっちの「うん」なの?
とりあえず冷蔵庫へ。
「さっきの、ちょうだい」
さっきの…?さっきのって、もしかして?
まさかの息子からの、プリーズ発言!!
すいかの皮よ、おめでとう。君はまた今以上に人気者になったよ。
なんとなく予感はしていた。
加えた調味料にすいかの甘みが加わった汁がいい感じにドレッシングのようになっています。
こちらも、生野菜のサラダにかけて美味しくいただきました。
母と息子の戦い。母の勝利と言うよりも、すいかの皮と焼肉のたれのポテンシャルの高さを再認識する結果となりました。
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