一年の前半の最終日になる 6月30日は、「夏越の祓(なごしのはらえ)」と言います。
日々の生活の中で知らず知らずのうちに犯してしまったかもしれない過ちや心身の汚れを祓い清めて、残りの半年間の無病息災を祈願するそうです。
神社では、「茅の輪」という、茅や藁で作られた大きな輪を3回くぐり抜ける「茅の輪くぐり」を行うそうです。
その夏越の祓で、いただくご飯が「夏越ごはん」。
雑穀ごはんに、その茅の輪をイメージした旬野菜の緑や、赤の丸い食材を乗せるとか…。
ということで、アレンジして夫弁当を「夏越ごはん」風にしてみました。
旬野菜ということで、雑穀ご飯の上にはズッキーニと玉ねぎの天ぷら。
真ん中にはミニトマトに、みじん切りのしょうがを和えて、枝豆を散らしました。
また6月30日は、この夏越ごはんのほか、
京都を中心とした地域は、「水無月」という和菓子をいただく習慣があるそうです。
おうちで簡単に本格的な和菓子!水無月
2017年8月12日
関西(主に京都)の方では6月30日の一年の半分を過ぎた日に
「夏越の祓い」の神事ににちなんでいただくという夏の和菓子「水無月」
一年の半分を無事過ごせたことに感謝して
またこれから来る夏の暑さに負けぬよう夏の厄除けの意味もあるそうです。
白いういろう生地に小豆をのせた三角の形をしています。
三角は氷を表し小豆は魔よけの意味があるそうです。
今回はういろう部分を抹茶味にして小豆は甘納豆を使いました。
2017年8月12日
こちらもおいしいです。
日々の生活の中で、6月30日が1年の半分が過ぎた日…と思うこともなく過ぎていくことが多いですが、
今年は少し意識してみるのもいいかもしれないですね。
下準備
4mm幅の輪切りにしたズッキーニは、茅の輪をイメージして真ん中をくりぬく。
★くり抜いた真ん中の部分はお味噌汁に入れました。
てんぷら粉を水でとき、ズッキーニをオイルで揚げ、玉ねぎも4mm幅に切ってバラバラにほぐして、カリッと揚げる。
プチトマトは4等分に切り、みじん切りにしたしょうが、塩・昆布茶で味を調える。
雑穀米をお弁当箱にドーナッツ型に詰め(上段の画像)
しそ2枚とトマトを乗せ(下段の画像)
周りに玉ねぎの天ぷら(上段の画像)、上にズッキーニの天ぷらを添える。(下段の画像)
これだけでは少ないかなと思い野菜中心のおかずも、添えました。
卵焼き、万願寺とうがらしのイカ詰め、茹でブロッコリー、バラ型ラディッシュ、胡麻和え、しらたきの明太子炒め、キャロットラペでした。
コツ・ポイント
★茅の輪をイメージして、ズッキーニを輪っかにして揚げました。ゴーヤでもいいかもです。
★材料は2人分なので、この半量をお弁当に詰めました。
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