今が旬の松ぼっくり!!松ぼっくりじじいと呼ばれています、知らんけど。。。
実は動物にとって大切な食料となっていて、カラス・うさぎ・猿・犬・リスが食べるそうです。
松ぼっくりジャムと言うことで、沢山レシピ上がってますが、実際とろとろに柔らかく煮て果肉を食べるとは違うので、松ぼっくりシロップと名前を変えてます。
今回、3時間煮ましたが、芯は固い状態です。周りを剥がして食用にするのが無難な様です。
作り方
1)水洗いしたらヘタを落として15分茹でて水にさらし、水に漬けたまま一晩あく抜きします。
2)松ぼっくり、水、砂糖 割合は同割りです。
今回500gなので、500ccの水、500gの三温糖で煮込んでいます。
3)クローブ数粒とトンカビーンズとゼストを入れて煮ました。
オレンジとグレープフルーツのゼスト各1コ分です。
今回可食部分を検証する為、分解してみました。
花弁の様に周りのカサが1枚づつ剥がれます。
その中に、胡麻粒サイズの丸い物がありました。
ピニョン(Pignon)ですね。
英語では「パインナッツ」。松の実のこどもです。
通常食べられるのは、このカサの部分です。
独特の香りがして、珍味です。
刻んで、料理に活用できそうです。
それと、シロップが赤く色付いていて美味しいです。
maple寄りのお味です。
驚きのBefore After「 Pine cone」の場合・・・
2024年6月3日
予備知識
◆ヴァレニエ
東ヨーロッパ(ロシア、ウクライナ、ベラルーシなど)で広く見られる伝統的な果物のプレザーブのこと。
ジャムに似ているものの、果物を柔らかくすることはない。増粘剤も加えない。濃厚だが果物の自然な色を失っていない透明なシロップ。
◆ Pine cone
松ぼっくりの事
◆青い松ぼっくり
ロシア北部、シベリアとカフカスの大部分には立派な松林が広がっている。地元の人々は厳しい自然が与えてくれる豊かな恵みをさまざまに活用してきた。松の芽と精油は気管支炎の治療において、針葉はビタミンC源として、タールはスキンクリームの代用品として、そして松ぼっくりはさまざまな料理の材料として使われるようになった。食用には、ロシアでは5月から6月にかけて、その他の国ではもう少し早い時期に採れる緑色をした若い松ぼっくりが適している。
と言うことで…松ぼっくりのBefore Afterやってみました。
「松ぼっくりのジャム」
ロシアでは、メジャーな食品で一般家庭でも身近な料理として菓子作りや紅茶に入れて飲む様です。
シベリアを訪れた人々はお土産に必ず買うとか。
で…6月中旬がドピークの旬だそうです。
と言うことで、青松ぼっくり狩りに行ってきました。
須磨海岸の松林!!いやあ…おかしなことしてると、白い目で見られていたかも知れません。
そんなことで、めげる様じゃ…金髪じじいは出来ませんから“へっちゃら”ヨ (笑)
いざstart!
1)ヘタを落として洗います。
2)15分下茹でしたら、水でさらして…浸水して24時間冷蔵庫であく抜き。
3)松ぼっくり・水・砂糖。全て同割りの分量で煮込んでいきます。orangeのゼストとクローブを加えてます。40分位…シロップにとろみが出てきたら完成!!
シロップを味見。。。
松脂風味のmapleシロップの様な味わいで、美味しいです。
ロシアでは、紅茶に入れたりするそうです。
で、現物の松ぼっくりの方は、後日と言うことでまた報告します。
あと、松葉はお茶やfreshジュースもあるそうです。
それと、pignon(ピニョン)は、松の実として食用ですし、ジュニパーベリー(juniper berry)こと、「ネズの実」は、お酒「ジン」の材料でもあり、青い松ぼっくりが食用と言うのは有かなと考えます。
2024年6月3日
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