ヒルガオは原産日本ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性の多年草植物です。
ヒルガオは朝顔に似た花を咲かせ、昼を過ぎても花がしぼまないことからその名が付けられました。日本各地の道端や河川敷に自生し、水はけと日当たりの良い環境を好みます。強い生命力と繁殖力があり、半日陰でも育ちます。
撮影時期は6月2週目です。午前中に撮影していますよ。
道路の植え込みの街路樹のシャリンバイに覆いかぶさるように葉や蔓を這わしています。そして、そのシャリンバイの植物の上で、ピンク色の美しい花姿を見せているのです。
お花はとても美しいのですが、その下で日光を遮られ、覆いかぶされたシャリンバイの植物が気の毒に思えました。
ヒルガオは6月に咲き、その花を取ると雨が降るという言い伝えがあります。平安時代には「カオバナ」と呼ばれ、美しい女性を連想させる花として多くの歌に詠まれました。
平安時代の人々もその美しさを称えて、美しい女性に例えたそうですが、まさに「べっぴんさん」のお花ですね。
畑に入り込んだヒルガオは、根までしっかり取らないで耕すと、細かく切断された根茎の腋芽がどこからでも生えてきて、手に負えない状態になるそうです。
そして、ヒルガオの根は地中に長く伸びているため、完全に取り除くことが難しく、畑の強害草として扱われています。
蕾も、朝顔とは違っていますよね!変わった蕾ですね。茂った葉から、ニョキニョキとたくさん顔を出しているようにも見えますね。
6〜8月に、朝顔に似た5〜6cmの淡い色の花を咲かせます。昼間だけ開花する品種と、朝から昼間にかけて咲く品種があり、どちらも夕方になると閉じてしまいます。
花色がピンク色でとても可愛く、上品さもあり、輝くように美しい花姿です!
でもでも、昼顔(ヒルガオ)全般の花言葉 の中に「情事」があったり、フランスでも、「昼の美人」「危険な幸福」の花言葉がつけられているんですよ。
この花言葉って、美しいけれど、怖い「ヒルガオ」にぴったりの花言葉ですね。だから、人の闇を描くドロドロ系の映画やドラマのタイトルに使われるんですね。
可愛い顔してほんとに怖いー!雑草の世界って、弱肉強食的でヤバいのが多すぎです。
とても、美しく愛らしい「ヒルガオ」ですが、お庭などに入り込んできたら、乗っ取られないように、早めに気づいて駆除されたほうが良いかもですよー!
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように...。
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