インド原産、ナス科ナス属の植物。また、その果実のこと。
我が家では、ナスビと呼んでいます。
ヘタに葉がついた珍しいものを見かけたので、そのついでに、茄子の葉のことを調べてみましたよ。
茄子の葉は家庭菜園でもしないと見る機会が少ないですよね。スーパーで売られている野菜は葉っぱが付いていないことが多いため、見かけることが少ないかもしれません。
実は、野菜の葉には毒性のある成分が含まれているものもあり、食べると体に害を及ぼす可能性があります。
こちらの植物は、有毒で、厄介者として知られていますよ。葉や茎の鋭利な棘があるとされています。
さすが、ナス科ナス属です。ナスの花似の花を開花させていますよね。
通常のワルナスビは薄紫の花を咲かせますが、これは白い花を咲かせる「シロバナワルナスビ」です。拡大して見ると、茎に鋭い棘が多数あります。この植物は食用には適さず、人の役に立つこともほとんどありません。
今回紹介している、ヘタ部分に葉が付いた変わった茄子を観察したところ、茄子のヘタ部分にも数本の棘が付いていました。
私も家庭菜園でナスを育てたことがありますが、果実のみを食用にしていました。特に調べることはなくても、通常は葉を食べることはまずありません。しかし、食糧難の際には、もしかしたら葉も美味しそうだと思い、食糧の足しにしようとするかもしれません。
ですが、茄子の葉っぱには、毒性成分が多く含まれているため、食用には向いていません。
パプリカもピーマンと同じナス科の植物で、パプリカの葉も、アルカロイド系の毒性成分を含んでいるため、葉は食用には向きません(ピーマンの葉は、稀に食用とされることもありますが)。
人の役に立つ馴染みの野菜である「茄子」を育てる際、家庭菜園をしている方は、お子様やペットが口にしないように注意してください。そして、食糧難になった場合でも、茄子の葉には毒性があることを思い出し、慎重に判断してください。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように。最後まで読んでくださりありがとうございます。
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