畳は、マイナスドライバーを使ってあげました。
畳と畳の間にマイナスドライバーを差し込み、テコの原理で持ちあげていきます。
畳が傷つくのでは?とびくびくやってみましたが、少しずつ力を入れて加減を確かめながら持ち上げました。
案外力を入れても大丈夫……というか、ある程度ぐっといかないと動きませんでした。
(とはいえ、畳に傷や跡がつかないよう気をつけてくださいね)
上げた畳は、外の風通しのいい場所に立てかけて干しました。
日焼けで変色することもあるそうなので、気になる方は室内で干してくださいね。
わが家では、立てかけるスペースがたりなかったため、2列分上げて掃除→1列分戻して次の1列を上げて掃除……と繰り返していきました。
畳と畳の隙間から砂や細かいホコリが落ちるようで、下の板には畳に沿って汚れが積もっていました。
乾いたほこりは舞い上がらないように気をつけながら掃除機で吸い取り、こびりついた汚れは雑巾でふきとりました。
幸い、カビなどはなく、積もったホコリがすごかっただけでした。
わが家の畳は昔ながらのわら畳ではなく、スタイロ畳と呼ばれる断熱性に優れたスタイロフォームが芯材に使われている畳です。
わら畳よりも軽いと言われていますが、思ったよりも重量あり。
半畳の縁無し畳(一畳の半分の大きさ、縁がないもの)でこの重さなら、一畳分だと持ち運びがなかなか大変。
大人二人で作業したほうがよさそうです。
基本的に畳はオーダーメイド。
部屋の大きさにあわせて職人さんが作っています。
そのため、同じ大きさに見える1枚の畳も微妙にサイズが違います。
畳の並べ方(位置、向き)をメモしておかないと、戻せなくなってしまいます。
わが家の畳は、側面に番号が書いてあったので畳の図を書きどの面に何番と書いてあったかをメモっておきました。
畳屋さん次第で書き方や書いてある場所はまちまちです。1枚目を上げてしまう前に、側面や裏面をよく見ておきましょう。
(ちなみに、畳を上げていくと途中で畳の下から割付図が出てきました。戻すときは、それも参考にしながらメモ通りに並べました)
湿気でカビがはえている場合や長い間敷きっぱなしになっていた場合、畳を上げると匂いが広がることもあります。
天候や時間帯、家族の予定などもあわせて調整するといいかも。
(わが家は幸い、カビや湿気、匂いなどは気になりませんでした)
思い立ってはじめた大掃除でしたが、カラッとしたいい天気だったこともあり、畳も気分もすっきりしました。
畳の下ってこうなっているのかー、と子どもたちも興味津々でしたよ。
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