驚きのBefore After「 Pine cone」の場合・・・
2024年6月3日
予備知識
◆ヴァレニエ
東ヨーロッパ(ロシア、ウクライナ、ベラルーシなど)で広く見られる伝統的な果物のプレザーブのこと。
ジャムに似ているものの、果物を柔らかくすることはない。増粘剤も加えない。濃厚だが果物の自然な色を失っていない透明なシロップ。
◆ Pine cone
松ぼっくりの事
◆青い松ぼっくり
ロシア北部、シベリアとカフカスの大部分には立派な松林が広がっている。地元の人々は厳しい自然が与えてくれる豊かな恵みをさまざまに活用してきた。松の芽と精油は気管支炎の治療において、針葉はビタミンC源として、タールはスキンクリームの代用品として、そして松ぼっくりはさまざまな料理の材料として使われるようになった。食用には、ロシアでは5月から6月にかけて、その他の国ではもう少し早い時期に採れる緑色をした若い松ぼっくりが適している。
と言うことで…松ぼっくりのBefore Afterやってみました。
「松ぼっくりのジャム」
ロシアでは、メジャーな食品で一般家庭でも身近な料理として菓子作りや紅茶に入れて飲む様です。
シベリアを訪れた人々はお土産に必ず買うとか。
で…6月中旬がドピークの旬だそうです。
と言うことで、青松ぼっくり狩りに行ってきました。
須磨海岸の松林!!いやあ…おかしなことしてると、白い目で見られていたかも知れません。
そんなことで、めげる様じゃ…金髪じじいは出来ませんから“へっちゃら”ヨ (笑)
いざstart!
1)ヘタを落として洗います。
2)15分下茹でしたら、水でさらして…浸水して24時間冷蔵庫であく抜き。
3)松ぼっくり・水・砂糖。全て同割りの分量で煮込んでいきます。orangeのゼストとクローブを加えてます。40分位…シロップにとろみが出てきたら完成!!
シロップを味見。。。
松脂風味のmapleシロップの様な味わいで、美味しいです。
ロシアでは、紅茶に入れたりするそうです。
で、現物の松ぼっくりの方は、後日と言うことでまた報告します。
あと、松葉はお茶やfreshジュースもあるそうです。
それと、pignon(ピニョン)は、松の実として食用ですし、ジュニパーベリー(juniper berry)こと、「ネズの実」は、お酒「ジン」の材料でもあり、青い松ぼっくりが食用と言うのは有かなと考えます。
2024年6月3日
昨日完成した、松ぽっくりのジャムの…現物。
現物?そう…昨日は、シロップだけ味見していますwww
何時もは、フルーツとヨーグルトだけのシンプルなブレックファーストですが、今朝は…勇気を出して、食べました(笑)。
自家製の全粒粉のパンを用意して、現物をON。シロップもかけて。。。
いざっ。。。
うんまい、全然OKですよ。やっぱこの煮汁のシロップ…maple寄りのお味です。
恐らくですが、まんま単独で食べたら、もそもそでダメだと思うんですが、パンと一緒なら怖くないと言うか、美味しくいただけます。
やっぱ…極寒のロシアの人は食べ物も少なく、このように自生しているものを食用とする知恵を働かせたのだと思います。
最初は私も…絶対食えるわけないと思い込んでましたが、青いのは、新芽の様なもので、これから生きるための生命のpowerが、潜んでいるんだと思います。
まだまだ、実験して検証したいことが沢山あります。
松葉のスパークリングウォーター、フレッシュな松葉ジュース、マツぼっくり蜂蜜、松葉茶…。
また、順番にお知らせします。
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