「春の道端の有毒雑草」今日も下を向いて「ずっと待っています」?ウズ(烏頭)はトリカブト!姫烏頭とは?

「春の道端の有毒雑草」今日も下を向いて「ずっと待っています」?ウズ(烏頭)はトリカブト!姫烏頭とは?
投稿日: 2024年4月14日 更新日: 2024年4月13日
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この植物は「ヒメウズ(姫烏頭)」。別名「トンボソウ(蜻蛉草)」。

この植物は「ヒメウズ(姫烏頭)」。別名「トンボソウ(蜻蛉草)」。

ヒメウズは日本、中国、朝鮮半島の原産、キンポウゲ科オダマキ属(ヒメウズ属) の多年草の植物です。ウズ(烏頭)はトリカブトのこと。

草丈10〜30cm程のヒメウズは、関東以西の本州、四国、九州に分布しています。この多年生植物は塊茎で成長し、人里の畑や道端、石垣などにも自生します。

ヒメウズの名前は、同じ科の植物である「トリカブト(鳥兜)」に似ていることと、小柄であることから付けられました。また、かつて子どもたちがこの植物の花をトンボ釣りに用いたことから、「トンボソウ」という別名もあります。

下向きに花を咲かせます。

下向きに花を咲かせます。

日本では3〜5月頃に開花します。撮影時期は、桜が満開の時期です。
ヒメウズは、集散花序に3〜5個の花を下向きに咲かせます。花の直径は約5mmで、5枚の花弁は淡い黄色で筒状になります。また、花弁状になる5個の萼は白色で、花弁にはごく短い距があります。

ひ弱に見えて、有毒植物です。

ひ弱に見えて、有毒植物です。

ヒメウズの茎は細くてヒョロヒョロとしていますが、有毒植物なのです!

名前の由来であるトリカブト(鳥兜)との類似性は花や葉ではなく、塊状の根の形が似ているためです。

根も含めてアルカロイドを含有し、有毒です。花の構造はオダマキ属と同様です。また、「ウズ」はトリカブトの根茎(烏頭)を指し、ヒメウズはその小さな姿から「姫烏頭」と呼ばれるようになりました。

どこにでも自生する植物で、都会では見慣れない雑草なので、注意が必要ですね!

ヒメウズの花言葉は「不変」「志操堅固」「ずっと待っています」です。

ヒメウズの花言葉は「不変」「志操堅固」「ずっと待っています」です。

ヒメウズの茎の先には、直径が約5mm程度の小さな花が、釣鐘や風鈴のような形で下を向いて咲きます。白く見えるのは5枚の花弁ではなく萼片であり、その内側には5枚の黄色を帯びた花弁が筒状に並んでいます。

拡大すると、糸くずがついているのが分かりますが、小さなお花なんですよ!下向きのお花を上に向けて撮影してみたところです。本当に、内側には、複数の黄色を帯びた花弁が筒状に並んでいますね。

葉にほこりがつくほどに、待ちわびているような花姿は、花言葉の「ずっと待っています」がぴったりですね!

ひ弱で可憐な地味なお花ですが、「ずっと待っています」の花言葉は、なんだかストーカーのようで怖い感じもしますね。

ひ弱で可憐な地味なお花ですが、「ずっと待っています」の花言葉は、なんだかストーカーのようで怖い感じもしますね。

ヒメウズは、道端や畑、空き地、山の縁など、どこにでも生えています。特にやや湿った日陰や、木漏れ日のある場所に多く見られます。

「ずっと待っています」との言葉がありましたが、ヒメウズは有毒なので、花を愛でるだけにしておいたほうが無難ですね。意外な場所で見かけることもあり、背丈も高いため、お子様やペットにとっても危険です。情報を知っておくことで悲劇を避けることができます。

こちらの情報が誰かの助けになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

・自然界には見た目とは裏腹に危険な植物も存在しますので、有毒植物の情報を知っておくことは重要ですね。安全な観察や散歩を心がけましょう。


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