こちらは、ケシ属に属する外来種の植物で、「ナガミヒナゲシ」として知られています。
1つの実には1500粒以上の種子が含まれ、未熟な種でも発芽可能で異常な繁殖力を持ちます。
自治体ではこの植物に警戒し、駆除を推奨しています。1株からは16万粒以上の種を放出し、また「アレロパシー」という物質を放出して他の植物の生育を妨げ、自己だけが群生できるようにします。
とっても綺麗なのですが、とっても怖い存在のお花なんですよ!
私の住む街では、この紫色のスミレがよく雑草化しているんです。こちらのスミレは、白いお花のものもありますよ。
舗道やコンクリート隙間など、さまざまな場所で見ることができます。
ナガミヒナゲシにはアルカロイド性の有毒物質が含まれています。害虫や動物から身を守るために備えている植物毒なのですが、茎などから出る乳液にふれると、皮膚がかぶれるおそれがあります。
「ナガミヒナゲシ」も凄く繁殖力が凄い植物ですが、「スミレ」も凄く強いのですね。
スミレも強健なのですが、「ナガミヒナゲシ」にはかなわないかもしれない。
この野性化したスミレも多年草なので、毎年同じ場所で自生し、お花を開花させるのですが「ナガミヒナゲシ」がこの場所を乗っ取ってしまえば「ナガミヒナゲシ」だらけになってしまいます。
雑草として楽しませてくれるお花は、スミレの方が安全で良いですよね。オレンジ色のお花を見たら駆除したいものです。お子様やペットが口に入れたり、触ったりしないようにしてくださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
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