今年も昨年開花していた場所に行ってみると同じように開花していたりして、今年も同じ場所で開花できて良かったねー!って慈しみの心が芽生えてきます。
街で見かける雑草化したスミレは、どのスミレも同じ種類のように思えたので、調べてみたくなりましたよ。
「コモロスミレ(小諸菫)」は、小諸市で発見された日本・中国・朝鮮が原産の多年草のスミレです。属名のViolaは、ラテン語で「紫色」を意味し、花の色に由来します。
このスミレは、大正12年(1923年)に小諸市の荒町にある曹洞宗「海應院」で中條正勝氏によって発見されました。当初はヤエスミレと呼ばれていましたが、後に「コモロスミレ」という固有名が付けられ、昭和48年(1973年)に小諸市の天然記念物および市の花に指定されたようです。
このスミレは、野原や道端などでよく見かける身近な植物のひとつでが、かつては小諸市内で盛んに栽培・普及されていました。
道端でさりげなく開花していますが、近年はあまり目にすることがなくなり、苗や種も手に入りにくい希少な存在となっているそうです。
地面下には太い地下茎があり、これによって株が広がり、新しい株が形成されます。葉の形は狭楕円形または披針形です。
蕾を付ける姿も可愛いですねー!
このような痩せた土地やコンクリートの隙間でも、花を咲かせる強健さです!
溝の中で、元気にお花も沢山開花させていますよ。
このスミレは、早春から5月の上旬に咲き、色は濃い紫色で花弁の数が2重から8重まで変化があります(スミレの種類の中でも特別珍しく、花びらが八重咲きになる希少品種)。
花色は紫色と白色があります。
紫色の花を目にすることが多いのですが、白いスミレも発見!紫色が多い中、珍しい花色です。
白いスミレは、とても清楚で優美な姿で目を引きます。花言葉の「あどけない恋」「無邪気な恋」「純潔」がぴったりですね!
少し下むき加減で恥じらうような感じで、慎ましい感じの花姿に「貞節」「愛」の花言葉はぴったりですね!
一生懸命育ててもなかなかうまくいかず…
かと思うと、痩せた土地に種が飛んで、元気にコンクリートの隙間などでも花を開花させる気まぐれなスミレなんだそう。
スミレの生命力は本当に驚くべきものですね。自然の中で自由に育つ姿もまた魅力的です。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•春の陽気が訪れると、街中や道端で桜の花を楽しむ機会も増えますが、その際にはぜひスミレにも目を向けてみてください。その小さな花が持つ力強さや生命力に触れることで、自然の不思議さや美しさを再確認できますよ!
•素人判断なので、このスミレが「コモロスミレ」ではない可能性もあります。道端の雑草のスミレの美しさや逞しさについてお伝えしたかったです。
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