原産地ヨーロッパ中南部、地中海沿岸、ヒガンバナ科 スノーフレーク属(レウコユム属)の多年草の球根植物です。
可愛い顔して、ヒガンバナ科なのですね!ヒガンバナって、猛毒で有名な植物ですよね。似た花の「スノードロップ」とゆう植物もヒガンバナ科なんですよ。
「スノーフレーク」という名前は、英語で「雪の結晶」や「ひとかけらの雪」を指します。
和名である「鈴蘭水仙(スズランスイセン)」は花形がスズランに似ていて、葉の形がスイセンに似ていることから名付けられました。スノーフレークの球根を約3年植えたままにしておくことで、毎年綺麗な花を咲かせます。春の訪れを告げてくれる身近で人気のあるお花です。
見頃は3月から5月頃で、花は直径0.5cmの釣鐘状、花びらには緑色の斑点があり白色で可憐な清らかな感じの花を咲かせます、その花姿から、「純粋」「汚れなき心」他、素敵な花言葉が付けられました。可愛い花姿にぴったりな花言葉ですね。
スノーフレークは厚生労働省から注意喚起されており、全草にリコリン、ガランタミン、タゼチンなどのアルカロイドが含まれています。特にガランタミンは球根に存在し、誤って口にすると眩暈、嘔吐、下痢などの症状が現れる可能性があります。
実際、広島県内では平成26年4月にスノーフレークを誤って食べたことによる中毒事例が発生しました。スノーフレークは外観がニラに似ているため、誤って食べる事例も報告されていますよ。
そのため、ニラの近くではスノーフレークを栽培しないように注意が必要です。
菜園などの近くに植える場合は、十分に注意しましょう。特に幼い子どもやペットのいる家庭では、十分に警戒する必要があります。スノーフレークは街中でも見かけることがありますが、その毒性には注意が必要です!
スズランは有名な植物ですが、『命に関わる強い毒』が含まれています。花や葉、茎を絶対に食べないように注意しましょう。特に、スズランを花瓶に挿した水をお子様やペットが誤って飲まないようにすることが重要です。水を飲んだだけで死亡した事例も報告されているそうです。
びっくりなのが、スズランの花粉にも毒が含まれており、花を食卓に飾ると花粉が食べ物に落ち、それを誤って摂取してしまうことでも、下痢や嘔吐の原因となるそうです。コンバラトキシンやコンバロシドなどの有毒物質が含まれており、特に根や花に多く存在するからだそう。
これらの毒を体内に取り込むと、嘔吐や頭痛、めまい、血圧低下、心臓麻痺などの症状が現れる可能性があります。症状はほとんどが1時間以内に発症し、最悪の場合は死に至ることもあります。スズランの致死量は、体重1kgあたり0.3mgであり、青酸カリの約15倍の強さがあります。
「スノーフレーク」に似た花の「スノードロップ」「スズラン」なども有毒植物です。
小さく可憐で清楚で可愛いお花だから、毒性があるなんて、パッと見には思えませんよね!お子様やペットは分かりませんよね。悲報を呼ばない為にも、知らない方は、頭の隅にでもメモしておいてくださいね。
こちらの情報が誰かの助けになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・「スノーフレーク」(和名スズランスイセン)は園芸品種としてごく普通に栽培されていますし、野性化している場合もあります、葉もニラに似ていて、有毒なので、食べない様に注意してくださいね!すべての部位に毒ありです。お子様や、ペットが口にしないように注意が必要です。
・「スノーフレーク」に似ている「スズラン」は命に関わる強い猛毒を持ちます。
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