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韓国ドラマ「ペントハウス」シーズン1・第3話と第4話をレビュー(ネタバレなし)

韓国ドラマ「ペントハウス」シーズン1・第3話と第4話をレビュー(ネタバレなし)
投稿日: 2024年3月19日 更新日: 2024年3月19日
閲覧数: 861
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娘ロナの夢に反対していたユニですが、第3話からは応援を決めて精力的に動きます。ところが、金も権力もないユニは挫折の連続。後半でロナは芸術高校の入試に臨みますが、果たしてその結果は……?

また、ヘラパレスに住むセレブの抱える闇も描かれていき、物語はスピードアップ!キーパーソンとなる少女も登場し、激しい展開に釘付けです。

印象的なセリフ:「フリーパスの子を除けば残る枠は僅かです。それを雑魚どもが入試で奪い合うんですよ」

印象的なシーン:「私たちの純粋な子供たちが悪に染まるかも」と言うシーン。←チベスナ顔必至。

第3話、第4話のレビュー(ネタバレなし)

第3話、第4話のレビュー(ネタバレなし)

【不安を感じるユニの行動】
庶民のユニ、ロナ親子は苦しい状況に追い込まれ、ユニは娘のために奮闘しますが、その方法が正攻法とは言いがたいものでした。
「娘のためなら何でもする」という気持ちは理解できるけれど、この様子だと、次第に善悪の境界が揺らいでいきそう。「汚い手を使ってでも」というユニの行動に不安がよぎります。

【熾烈なお受験戦争にゾッ!】
後半では高校受験のシーンが描かれますが、かなりヘビー。韓国の超・学歴社会が垣間見られて、興味深いシーンです。

親にとって、子どもの将来は一大事。賄賂を渡したり、「あなたをトップにするために全力でサポートしてきた!」と、娘にプレッシャーをかけたりと、子に対する過剰な期待と愛情が伝わるシーンが多くありました。

韓国の学歴主義と富裕層の高いプライドに「怖っ!」とつぶやいてしまいましたが、レベルは違っても私たちの身近に存在している問題です。他人事ではない、と身につまされてしまいました。

最上階に住む家族の闇があらわに

最上階に住む家族の闇があらわに

最上階に住むスリョンとダンテ夫婦と男女の双子のいびつな関係があらわになっていき、物語のヤバい度がぐんとアップします。愛妻家を装っていたダンテですが、実は潔癖症で超支配的。さらに、あの人と不倫まで……。

非道な方法で大金を得ていることも発覚し、嫌な奴ランキング堂々の1位に君臨です。

また、双子の妹のチュ・ソッキョンは、母親のスリョンに対して反抗的な態度を見せますが、それには驚きの理由があることが明かされます。

そんな設定ぶっこんでくるの!?と濃厚すぎる設定にあ然としました。このドラマ、行き着く先が見えません……!

コツ・ポイント

子どもたちの家庭教師として大学生アンナ・リーが登場します。彼女は物語のキーパーソンの1人。
貧しいアンナに対し、子どもたちはひどい言葉を投げたりいじめたりと悪辣な態度で、見ていて気分が悪くなるほど……!親だけでなく子どもの世界も描かれ、物語の闇が奥深いものになっているのも、このドラマの特徴です。
そんな「不穏 オブザ 不穏」の空気の中、物語は第5話へ続きます。

© SBS

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